ゆずの季節です。わが家にはゆずの木はないけれど、近所の家にはゆずの木があります。うちの前の家では毎年たくさんの黄色い実がなります。隣のお寺にもゆずの木がありますが、それほど実がなりませんでした。しかし今年は珍しく豊作!
そんなわけで、ゆずの木がないわが家ですが、ご近所からいただいゆずがごろごろ・・・。ゆずの香りは大好きなんですが、たくさんありすぎて使いきれない状態です。せっかく頂いた季節の果実。何とかうまく利用しなければね。
ゆずの利用法
①ゆず湯
12月の冬至にゆず湯に入ると、冬の間は風邪をひかず、ヒビやアカギレも治ると言われています。それにゆずの爽やかな香りに包まれて入浴することで、リラックス効果もあるはずです。
ただし皮膚が弱い人はピリピリすることがあるため注意が必要です。うちの父親がそれなので、ゆず風呂は控えています。ゆずの実を丸ごと入れるのならば、刺激はそれほどないとは思うのですが~。大量のゆずを消費するにはゆず湯が良いですよね。
②ゆずマーマレード
たくさんゆずが手に入ったときに作ると良いですね。私も久しぶりにゆずマーマレードを作ろうかと思っていたところに、知人からど~んと「ゆずジャム」をもらいました。自分で作る計画は一挙にしぼんだのであります💦。
ちなみにその知人は「ゆずジャム」といっていましたが、皮も含まれていたので、正式にはゆずマーマレードになります。皮が含まれていなければジャムと呼ばれます。
③ゆず味噌など
ふろふき大根や刺身こんにゃくなんかに良いですよね。「和」の香りを頂きます。
ゆずは酢の物や鍋物にも大活躍です。いろんな料理に使えるので重宝しますね。
④ゆずカステラやゆずマドレーヌなどお菓子作りに利用
昨日、ゆずマドレーヌを焼いて持ってきてくれた方がいました。やはりゆずをたくさんもらったそうです。焼き菓子から漂うゆずの香りが爽やかでした。
ゆずは痛い?
ゆずにもいろいろな種類があります。うちの近所にあるゆずにはとげがあります。だから収穫するときも注意が必要です。多田錦や山根といった種類のゆずは、とげが少ないので家庭栽培向けです。
地植えのゆずは実をつけ始めると、どんどん実がなっていきます。使いきれないほどたくさん実をつけるはずです。あちらこちらに配達して冬の香りを楽しんでもらいましょう。それが面倒なら鉢植えで楽しむのが良いですね。
ゆずの保存法
一度に使いきれないときは冷凍保存します。ゆずをそのまま冷蔵庫に入れておいてもしばらくは持ちますが、そのうち腐ってしまうからです。皮を刻んでジップロックに入れて冷凍。果汁は絞って冷凍しておきます。
私は数年前まで皮を刻んで冷凍していましたが、この刻む作業がけっこう面倒でして・・・。そこで最近は、ゆずの実を丸ごとジップロックに入れて冷凍してしまいます。冷凍室から出してすぐに摩り下ろして使うことができます。
さいごに
冬の代表的な果物のゆず。しかしミカンやリンゴのように、ぱくぱくと食べられる果物ではありませんよね。たくさんあっても、そのままではなかなか消費できません。手を加えることでその香りと味を楽しむことができる果物です。
料理にあまり時間をかけたくないという私ですが、「季節限定のちょっとした面倒くさい作業」を楽しむのもいいかも知れないと思います。まだたくさん残っている黄色いゆずの実。何にしようかな~。