ヒヤシンスの水栽培~頭でっかちの花が倒れたら

前回の投稿から数日後、ピンクのヒヤシンスが開き始めてついに満開になりました。何だか花の部分が短めですが、良い香りを漂わせていました。

ところが今朝見ると、茎が曲がって倒れているではないですか~。頭が重いんですよね、やっぱり。

花の部分が短いですよね~球根の責任?

 

ヒヤシンスは頭でっかち

ヒヤシンスの水栽培で毎年頭を悩ませるのが、その大きな花が頭を垂れてしまうことなんです。頭でっかちだから仕方が無いのかな。

割りばしで支えようなどと試みてもうまくいかないし、けっきょく切ってグラスに飾ったりしていました。切り花だと割り切ればいいんですけれどね。

でもやっぱり水栽培は最後まで水栽培で育てたいというのが正直な気持ちです。だから今年は切りたくなかったんです。

容器を変える

今年は切らずに何とかしたいと思い、「球根ごと抜いて」カップに入れ替えてみました。

もう倒れる心配はありませんし、それなりに落ち着いてくれました。球根ごと入れ替えるということで、「切ってしまった~」という懺悔の念もありませんから心は平和です(笑)。

もっと早く気づけばよかったと思います。毎年チョッキンとやってしまっていたので・・。

なお球根ごと入れ替えるときですが、水は球根の底が浸かる程度の量にしておきます。どっぶり漬けてしまうと球根が腐るでしょう。

栽培中のヒヤシンスですが、ピンクの後を追って紫が咲き始めました。これもやはり頭でっかちなんだろうな~。入れ替え用に適当な容器を探しておかなければ・・・。

さいごに

ボリュームのある花と良い香りで一足早く春を感じさせてくれる水栽培のヒヤシンス。しかし華やかな花部分が重くて倒れてしまうことが欠点なんです。頭でっかちの花の宿命とでも言いましょうか~。

それでも毎年ホームセンターで水栽培用に球根を買ってきてしまいます。その華やかさと香りが、寒くてグレーな冬の間に固くなった心を和らげてくれるからです。

咲き終えたヒヤシンスの球根は庭先に地植えにします。翌春になると、小さめですが花が咲いてくれます。

何年も植えていますから、春になるとわが家の庭にはヒヤシンスがけっこう咲きます。球根を捨てなくて良かったといつも思う瞬間です。この春も、水栽培が終えたら球根を土に入れることにします。

追記(3月5日)

玄関先に埋めておいた球根から今年も芽が出ました。花の蕾も見えますよ。右上の青い花は本当は紫色。今年の水栽培が終え、先日埋めたものです。

追記の追記(4月12日)

上の写真のヒヤシンス。あれから一か月経ちこんなに大きくなりました!私は毎日見ているので、「あ~育っているな」という程度で過ぎ去るだけでした。

しかし数日前にこれをみた近所の方に「水栽培後の球根が、こんなに大きくなるの~?!」と驚かれ、改めてよく見てみました。

あ~確かに大きくなりました!”使用済み”の球根を捨てなくて良かった~。でも何故か玄関先には白系が集まってしまったけれど。色も何も気にせずに、ただ埋めておけ~という感じでしたので仕方がありません💦。

やはり球根は水栽培だけで終わりにしてはもったいない。地やプランターに植えてみれば、また花が楽しめます。ただある程度花が大きくなるには2~3年かかりますが。

風邪で倒れたので起こそうとしたらぼきっと折れてしまった一本。黄色いミニスイセンと一緒に花瓶に生けてみました。両方とも良い香りがして癒されます。

追記(2021年1月28日)

今年一番早く咲いた紫(青く見えるけれど)のシクラメン。また頭が垂れるんだろうな、なんて思っていたら、シャンと立っているではないですか!こんな事は初めて。

わりとスラリとした花ですが、ボリュームもそこそこあって良い感じ。いままではことごとく頭でっかちだったシクラメンも、バランスが良ければまっすく立ってくれるんですね。良い香りです!

問題はボリュームたっぷりの花が咲いたときなんですけどね。できれば水栽培容器のまま真っすぐに育って欲しい~。容器のメーカーさん、頭でっかちのシクラメンが倒れないような容器を発明してください!
真冬に見つけた小さな春
こんなことも!~ヒヤシンスの水栽培

 

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