冬の室内園芸~ヒヤシンスの水栽培

雪国(平野部)です。でも雪はありません!明日はわかりませんけど・・・降り出すと一晩で真っ白になるから。

いつもなら外は真っ白い世界の上越地方。室内だけでも春を呼びたい、ということで毎冬行うのがヒヤシンスの水栽培。複数の球根を育てていると、人間と同じように、植物も皆同じではないのがわかります。成長の早さも球根それぞれ(笑)。

いつも晩秋の適当な時期?にホームセンターで球根を買い、水栽培をスタート。

ここ数年は球根の買いそびれは免れていますが、のんびりしていて球根の販売時期が終わってしまい、がっかりしたことが何度かありました。最近は秋になるとホームセンターの園芸コーナーはまめにチェックするようにしています。

外がダメなら内で楽しむ

冬の雪国の暮らしは基本室内活動です。外での園芸活動も中止。もっぱら室内で植物を楽しむことになります。シクラメンやランなどの鉢植えを楽しんでいる人が多いのですが、私はダメです。

というのはシクラメンもランも、わが家では居心地がよくないらしく、ことごとく枯れてしまうのです。管理が下手というのが一番の理由ではありますが‥💦。とにかく何度買ってきても生かすことができませんでした。

けっきょく冬は鉢物禁止令を自分で出しているほど、冬のわが家は内も外も花っ気はゼロ。しかしあまりにも殺風景。そこで思いついたのが水栽培でした。

確か小学校のときにクロッカスの水栽培をしたことがありました。先生から渡されたのがクロッカスの球根。花は無事咲いたと記憶しています。黄色だったかな?

ただあの時の私は、もっと大きなヒヤシンスを咲かせてみたかったのです。あのピンクや紫の花ね。

子供のころの憧れだったヒヤシンスの水栽培。実際にやってみて気づいたことはその香りの良さです。外は真っ白い雪の世界。でも室内で咲いている花から漂う春の香りに心が温まります。

以来毎年、小学生に戻った気分でシクラメンの水栽培です。

球根それぞれ

実は去年もヒヤシンスの水栽培を試みたのですが、失敗。どうも球根が良くなかったようです(球根のせいにする)。腐ってしまったのです。その前の年は成功したんですけどね。まあ、球根もいろいろだからね。

☆球根は、艶があって張りのあるものを選ぶようにします。皮のぶかぶかしたものや傷んだものは避けること。そうでないと去年の私のように失敗します💦。

この冬はピンク、白、紫の三色を育てています。しかしその成長がバラバラ。

左からピンク・白・紫

左のピンクが一番早く成長しています。

一度に全部咲いてしまうと、枯れるのも一緒だから寂しくなります。こうしてバラバラに育ってくれるのも悪くはないでしょう。

早熟のピンクに晩生の白、その中間の紫と、人間の子どもと一緒で球根の成長もそれぞれ違うものですね。

わっ!こんな水栽培もある

去年のことです。花好きの知人から大きな封筒が送られてきました。中身を見ると、何とA4サイズの大きな写真が入っています。彼女が水栽培で育てたというシクラメンの写真でした。

その水栽培のシクラメンがすごい!

(知人からの写真の一部を拝借)

金魚を飼っていた水槽を利用して、一挙に4球も栽培。そしてその水槽一杯に育ったシクラメンの白い根・・・思わず「わっ!」と叫んでしまいました💦。

そりゃそうですよね、4球が集団で一つの容器に育つのだから根も4倍。まるでもやしの様。花よりも根に目が行ってしまいます。

根の観賞が好きな方は、どうぞ参考になさってください(笑)。

さいごに

冬の園芸活動が室内に制限される雪国ですが、今年の冬は例外です。

とはいえ特に外でやることも思い浮かばず。やはり室内園芸ということで、水栽培のヒヤシンスの様子を観察中。

一番成長が早いピンクに鼻を近づみると良い香りが~。期待通りです。満開になれば、そばを通るだけでも春の香りを感じることができます。一瞬の幸せ。

ちなみに手元にある本によりますと、ヒヤシンス全体の花ことばは「スポーツ」「ゲーム」だそうです。またヒヤシンスでも青は「不変の愛」、紫は「私は悲しい」だとか。ともにギリシャ神話に登場する美少年ヒアキントスの伝説にちなんで生まれました。

さて、あと数日したらピンクが満開になるかな?

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