昭和がポロリ

夕方、用事があってちょいとお隣さんへ。

元気よく出てきた孫の男の子(6歳)と話していたら、彼に通じない日本語を使っていた自分に思わず苦笑い。

昭和がポロリ~。

私が訪ねて行くと、玄関に現れたのはスーツ姿の6歳の男の子。この春から小学校に入学予定です。

親戚のお子さんのお下がりのジャケットと半ズボンにネクタイ。新品かと思うほど新しく・・・それもそのはず、その親戚の男の子二人が入学式に一度ずつ着ただけなのだとか。

良く似合っていると褒めまくる私。ますます気分がノリノリの6歳男子。

そういえば数日前、めったに夕方テレビを見ない私が、何気にテレビのチャンネルを変えていたら出てきたローカル番組。

ちょうど近くの保育園児が映っていました。この春から小学校に入学する年長組の子どもたちです。隣の彼の姿も!元気に歌を歌っていました。

テレビの「チャンネル回していたらさ~」と私がテレビに出ていた彼を見たということを話した時のことです。

「テレビのどこを回すの?」とまじめな顔つきで聞いてきた年長さん。

あ~と思わず苦笑いの私。

テレビのどこを見ても「回すところ」なんてないもんね、今は💦。失礼しました。

ぽろっと昭和の表現が出てしまったのであります(笑)。自分の中にしっかり残っていた昭和の暮らし。消えないものですね。

回すといえば、電話の「ダイヤル回して」も死語ですよね。今は「タップ」や「スワイプ」だからね。

今の子どもたちが大人になったら、今度はどんな新しい言葉が出てくるのでしょうか。孫たちに「タップって何?」なんて言われたりしてね(笑)。世の中は常に変化するものだから。

変化といえば季節。今日庭を見たら小さなフキノトウが出ていました。少しですが天ぷらにしてみました。

ほろ苦い春の味です。

時代の変化に、ぎこちなくも何とか対応してきたつもり。がちょっとした瞬間に自分が育った昭和が突然現れてきたというお話でした。

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