姿勢をチェック!

今日は姿勢についてのお話です。

海外にいると日本人であることがすぐにわかる、なんてよくいわれます。日本語が聞こえてくれば、もちろんすぐに日本人であることは判明します。それ以外のポイントは何かと考えてみると、私は姿勢と歩き方だと思います。

若い女性の歩き方が残念

空港や町中でよく見るのが、ハイヒールやかかとの高いサンダルを履いた若い女性たちです。

・危なっかしい

ところが彼女たちの歩き方がぎこちなくて、何だか心配になります。急がなければいけないときに、走ってころんで怪我したりはしないだろうか、とつい余計な心配をしてしまうのです。

・格好が悪い!

ほとんどのお姉さんたちは膝を曲げて歩いているので、ズバリ言って、格好悪いです!

リクルートスーツを着た女子学生が、膝を曲げてぎこちなく歩いているのをよく見かけます。履きなれないヒールを履いているからなのか、とても残念な姿です。歩き方で印象がかなりUPするのに。

膝を曲げて歩くと足が短く見えます。歩幅を大きく、膝をすっと伸ばして歩いてみませんか?

せっかくの若さを生かしてさっそうと歩いて欲しいな。いろんな靴を楽しみたいのはわかるけれど、くれぐれも靴に負けないように。

・姿勢が悪くなる

歩き方が悪いと、結局は姿勢の悪さにつながってしまいます。

せっかくおめかししても、猫背で膝を曲げて歩いていては、美人台無し!もったいないことです。

悪い姿勢のデメリット

姿勢は本当に大事ですね。

どんな人でも姿勢が良いとプラスが加算されますが、悪いとマイナスです。

といいながら、前かがみでパソコンに向かっていた私。この瞬間、ちょっと姿勢を正してみました。

なんかシャキッとしますね。この姿勢が何分続くかですが(笑)。意識しないとすぐに崩れてしまいます。

その時は楽に思えても、悪い姿勢を長時間続けると背骨が曲がったりと良いことは何ひとつありません。それに海外にいるときも、姿勢が悪いと損すをることがあります。

たとえば高級店や高級レストランなど、わりと外見で判断されるところでは、普段よりもちょっと意識して堂々としている方が良いはずです。店員に対して「上から目線は許さないよ」という感じでね(笑)。

日本人の多くは、欧米人よりも背が低めですから、実際に上から話されがちなのは仕方がないことです。

生まれつきの身体的なことはどうにもならないとしても、精神的に負けるのは悔しいじゃないですか、別に競い争うわけではないけれど。

姿勢が悪いとどうしても貧相に見えてしうのです。
すっと背筋を伸ばして歩いてみると、背の高さなんて関係なく、さっそうとした姿になります。

そして姿勢が良くなると、自然に歩き方も堂々としてきます。

歩き方が堂々としてくると、気持ちもゆったりしてくるはずです。たとえ一時的だとしても。

自分の姿は自分では気づかない

友人の話です。

旅行で撮ったビデオを見ていると、ひとりの「おばさん」の後姿が目に入りました。何とそれは彼女自身だったのです(笑)。

あなたは自分の後姿を見たことがありますか?

ひとは後ろに目がついていませんから、自分の背中の様子はわかりません。自分の後ろに無頓着なまま、特に
変わりがないものと信じて時が経ち、気づいたら「おばさん」というわけです。現実~。

天皇陛下は良い姿勢の模範生

令和に切り替わり、天皇即位の礼が行われました。

テレビに映す出された新天皇のお姿。背筋をすっと伸ばし、堂々と歩かれるその様子に感銘を受けたほどです。陛下は良い姿勢の模範生です。

失礼ながら、決して背が高い方ではない陛下。しかしそんなことは微塵も感じさせることのない風格は、一朝一夕に作られたものではありません。品格漂う雰囲気はさすがです。

国の象徴としてのお立場。その姿勢は威風堂々ということばがぴったりです。

また皇后雅子様のさっそうとした歩き方は、リクルート姿の女子学生たちの参考になるのではないでしょうか。

素敵な人は、姿勢や歩き方も素敵です。

チャンスを見つけて姿勢をチェック!

旅行は姿勢をよくするチャンスです。

駅や空港のガラスのドアなどに映る自分の姿。いったいどのように見えるでしょうか?

もし前かがみになっていたり、膝が曲がっていたら自分に警告です。すぐに背筋を伸ばして、さっそうと歩き始めましょう。腰で歩くと良いそうですよ。


私は最近、空港や町を歩くときなど、できるだけ姿勢を良くして歩くようにしています。風を切って歩いているような気分で、なかなか爽快です。目指せ姿勢美人かな?