梅雨空の下、わが雑草園ではバラの姿はほぼ消え、ユリが少し咲いている程度です。最近あまり草花類を植えなくなったこともあり、バラが終わればすっかり色気のない庭に・・・。
もちろん色がないとはいっても色はあります、緑色ね。とてもパワフルな緑の草たちが所狭しとはびこり、雑草園の名にふさわしい風景を創り出してくれるではありませんか。
蒸し暑い季節で気分がもやもやしがちな人間に対して、生き生きとそして伸び伸びと育つ雑草たちのすごいこと！
「もう雑草はむきになって根から抜かない」ことを基本に据えたら、この季節でもけっこう気が楽になりました。雨の合間にちょっとずつ、先日買ったばかりの草刈り鎌で刈ることにしたからです。
とはいってもまだまだ鎌の使い方が下手なので、あまりきれいに刈ることができていません。まあ仕事をしたという気分にはなれる自己満足レベル。伸ばしっぱなしにしておくよりはましかと～(^_-)-☆。
これが欲しかった！～左利き用草刈り鎌
草というのは取る後から生えてきますよね。ならばいっそう取らないほうが良いのではないか、と考えます。しかし取らずに放置しておくと、それはそれは伸び伸びと育ちますから、お隣さんにも迷惑になる、景観が悪いということで。だからある程度伸びたら鎌を持って仕事開始。
一年中花が咲く庭とは程遠い雑草園。特にこの時期は草色が占める割合の高いこと！どこを見回しても緑一色です。
このように色気のない緑一色の庭ですが、それも悪くはないと思うようになりました。四季折々の庭のひとつの姿だから。それにみどりは目に優しい、特にミントを見ているとそう感じます。グリーンに癒されます。
そんな緑の中にぽつりぽつりと咲き始めた数本のユリを飾ってみました。ミントやアジサイ、ギボウシの花と一緒に。ぷ～んと良い香りがします。
まだしばらく続きそうなうっとうしい梅雨空。庭に充満しているグリーンパワーをもらって乗り越えたいものです。
意地悪な梅雨前線よ、早く日本上空から消えてくれ～！