友人の嘆きです。
あるメガネ屋さんでカチンときたんだとか。応対してくれたのは40歳前後の男性店員。彼はお客さん（私の友人）のためにリップサービスを開始。
ところがその店員さんが良かれと思って発したひと言がマズかった・・・💦。
友人が自宅に近いメガネ店でメガネフレームを選ぶことになりました。
フレームといっても色々種類があり過ぎて迷っていた彼女。店員さんに一緒に選んでくれるように頼みました。もちろんその店員さんは一生懸命選ぶのを手伝ってくれました。
ただその時の何気ない（彼にとっては）ひと言が、友人の気分を損ねたのです。
彼は友人に「このフレームだと若く見えますよ」といったのです。それも3回も！
この何がいけないかって？「若く見えます」の部分ね、これがNG！
友人曰く「自分は決して若く見られたいわけではない」のだそうです。そりゃ若く見られるのが嫌だというわけでもないはずですが（笑）、その若く「見えます」にカチンときたのです。
このフレームだと「若く見える」ということは、「あなたは年をとっているから、このフレームが良いですよ」と解釈できるからです。
彼女によれば、一回目はまだ許せたけれど、「若く見える」を3回も言われたのは許せない様子。
「3回も言わなくたって！」と彼女。
友人はどちらかというとおとなしい性格で、あまり文句を言うひとではありません。しかし彼女も女性。いくら孫がいる年齢とはいえ、「若く見える」は心にグサッときたのです。
彼女がそのあと職場で仕事仲間たちにこのことを話したところ、同世代の人たちはすぐに共感してくれたとか。「それって、あんたはばあさんだって言っていると同じだよね」と（笑）。
その店員さんも良かれと思っていったはずですが、ちょっと失敗だったな。「若く見えますよ」という一言を、いったい今まで何人の女性たちに言ってきたのだろうか。
なかには特に何も感じないお客さんもいたかも知れませんが、彼にはもう少し学習が必要でしょう。
そのメガネ店が近くて便利なので、友人はたぶん今後も利用することになるらしいのです。しかしもっと遠くの店だったら「もう2度と利用しない！」といっていました。
お願いだから店員さん、もっと適切なことばでサービスをしてください。そうでなければ「その残念なひと言でお客を失う」ということに・・・。そしてくれぐれも乙女心とまではいいませんが、くれぐれもばば心にはご用心を。
ちなみにこの場面で私がベストだと思うのは「このフレームだと素敵ですよ」です。いかがでしょう？