あなたはお饅頭が好きですか?
実は数日前、思いもよらず新潟市に住む友人から「さくら饅頭」が届きました。
新潟市の彼女のお宅を初めて訪問したときにご馳走になったのが、そのさくら饅頭。優しい甘さが気に入って、それ以来20年以上ずっと気になっていたものです。
桜色の餡子
さっそくいただきましたが、あの優しい甘さは変わらず。ますますファンになりました。私の父も気に入った様子。二人で食べていたらすぐに無くなってしまうので、半分ずついただくことに・・・。餡子がしっかり入っているせいか、半分でも食べ応えがあります。
さくら饅頭~ほんのり桜色の餡子が何とも言えません。光の具合では普通の餡子の色に見えますが、よく見るとうっすらピンクがかった餡子なんです。
ピンク色の服なんてほとんど着たことがない私ですが、ピンク色の菓子は好きなんです(笑)。紅白の大福があれば、迷わずピンク色の大福を選択します。あられもそうですね、白とピンクなら、やはりピンクに手が出ます。
だから当然のごとく桜色の餡子に心が魅かれるわけです。
季節限定とはいうけれど
お礼を兼ねて友人に電話をしました。季節限定らしいけれど、いつまで販売されているのかを尋ねたところ、その答えが・・・店舗の人も良くわからないらしい~「桜の花が咲いている間はあると思いますけれど」といわれたとか。何それ!
そこでさくら饅頭を販売している丸屋本店のHPを調べてみました。
ところが・・・ないのです、さくら饅頭の案内が。「さくら饅頭」で検索すると一応写真は出てくるのですが、値段以外の説明はいっさい無し。驚いた。
売る気がないのだきっと、さくら饅頭。
丸屋本店
ネットで買えると思っていたのが甘かった
今は何でもネットで買える時代。和菓子だって同じ。
友人から送ってもらったさくら饅頭は、すぐに食べてしまいそう。でも無くなったらネットで注文すれば良いと気楽に考えていました。
ところが丸屋本店の他のお菓子はアマゾンを通しても購入できるのに、さくら饅頭はだめ。残念!
何でもネットで手に入ると思っていたのが甘かった!
もしあなたが新潟市を訪問なさる際には、丸屋本店のさくら饅頭を買うチャンスがあるかも知れません。
新潟駅のCoCoLoにも店舗が入っています。ただし桜の季節とはいえ、毎日さくら饅頭が置いてあるわけではないのだとか。やはり謎のさくら饅頭です(笑)。
桜は花も饅頭もはかないもの
桜は咲いてあっという間に散ってしまいます。さくら饅頭もそれと似て、あっという間に店舗から姿を消してしまいそう。
20数年間恋いこがれたさくら饅頭を頂き、美味しさを再確認。もっと手に入れようと欲を出したけれど、なかなか手に入らない。
手に入れようと思うとさっと消えていってしまう。まるであっという間に散ってしまう桜の花そのもののよう。
桜の花もさくら饅頭も、どちらもはかないものです。