うどん好きのそばの話

あ~今夜もまたうどんでした。おかずに困るとつい麺類に頼ってしまいます。簡単ですしね。

ところであなたはうどんとそば、どちらが好きですか?わたしはうどん派なんです。

子供のころは、そばが出されるとがっかりしたものです。でも大人になったらそばも結構好きになりました。うどんよりもそばの方が、大人の食べ物という感じがするのですが・・・。

そば好きというのは、どうも男性に多いような気がします。私の甥もそのひとりで、突然うちにやってきたときには、いただきもののそばをゆでて出しておけばご機嫌。安上がりといえば安上がりです(笑)。

また「そば打ち」はよく聞きますが、「うどん打ち」はあまり聞きません。そばを打つという作業、時にはイベントとしても人気があるようですね。

あの長い棒でそばを打って細く切り、茹でてみんなに振舞う。この過程が好きなのかな?うちの地区でも有志によるそば打ち教室をやっていたことがありました。主催も参加者の多くも定年退職した男性。ほんと、おじさん達ってそば好きだよね。

そばの食べ方いろいろ

そばといっても、食べ方はいろいろありますね。

冷たいまま食べるそば。麺をつゆにつけて食べますが、わさびや刻んだネギなどが薬味として出されます。この薬味をつけて食べるというところが、そばが「大人の食べ物」という感じがする理由なんです。

もちろん温かいそばもいいですね。「きつねそば」に「たぬきそば」、そして卵の黄身を落とした「月見そば」。まるで麺上のお絵描きのよう(笑)。

音を立てて食べると美味しいのか?

そばを食べるときは、ズズっと音をたてるのが正しい食べ方といわれます。そばをすすることで香りの成分を含んだ空気が大量に鼻に抜けます。そのことで香りを強く感じることができて美味しくなるのだとか。

日本では麺類はしっかり音を立てて食べるのが作法。しかしズズズと音を立てることが苦手なのが外国人たち。いくら「日本ではそばやうどんは音を立てて食べる方が良いのだ」と説明しても、彼らはなかなか音を立てることができないのです。音を立てて食事をするのは、行儀が悪いとしつけられていますからね。

姉のところにホームステイしていた留学生なんて「音なんて出せないよ」と困っていたのを思い出します。習慣というのは面白いものですね。熱い食べ物を「ふ~ふ~する」こともなく食べるというのも、ある意味すごいけれど(笑)。

そばの栄養効果

うどんに比べてそばは栄養価が高いと言われます。それを聞いてから、うどん派の私もそばを尊敬するようにはなりました(笑)。ではどのような栄養効果があるのでしょうか。

そばにはたんぱく質、ビタミンB1、B2、そして他の穀物には含まれていないルチンというビタミンの一種が含まれています。ルチンは血液の上昇を抑え、血流改善や便秘解消にも効果があるそうです。

ということは冷え性の私はもっとそばを食べるべきなのかもしれません。

そば湯はただのゆで汁ではなかった

そば屋さんにいくとそば湯を出してくれますね。正直あのどろどろとしたそば湯のどこが美味しいのかわらず、ほとんど飲んだことのないうどん派の私。でも調べてみるとあのどろっとしたそば湯は栄養の宝庫だと判明。水溶性のビタミンが含まれているのです。

体が温まるうえ栄養価が高いとなれば、飲まないのはもったいないことです。そば湯は決してただのゆで汁ではなかったのですね。

まとめ

うどんにそば、ラーメンと、日本は麺類が楽しめる国です。なかでもそばは栄養豊富で健康食ともいえるでしょう。全国各地に独特なそばの食べ方があります。

岩手県のわんこそばは有名ですよね。小さなお椀に盛られたそばを、次々と平らげていくというものです。また新潟県妙高市では、そば団子が入ったお汁粉を食べるそうです。私も同じ県ですがそのようなお汁粉は食べたことがありません。機会があったら味わってみたいものです。

うどん好きの自分は、どうしてもうどんを食べる率が多いのですが、これからはそばも積極的に食べていくことにします。美容と健康のためにもね(笑)。

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