特技は圏外旅行!

前のブログで「圏外生活」という内容を書きました。でもよ~く考えたら、圏外旅行なんて自分にとっては特別なことではなかったのです。スマホは持って行くけれど、カメラ代わりにしか使っていないから。

あなたは海外旅行にスマホを持って行きますか?

「あったりまえ!」なんて声が聞こえてきそうですね(笑)。

原始人にネットは不要

スマホと一緒に海外旅行は今や常識となっているようです。

実際、駅でも空港でも、そして通りでも、誰もが下を向いている・・・スマホと会話中。みんな好きだね~(笑)。

ホテルもネット環境が整っているところがほとんどです。ビジネスマンたちにとってはもちろん必須条件。

でも私のようなただの旅行者にとっては、ネットが繋がらなくても特別な問題は生じないのです。お前だけだと言われるかな?そうかもしれないけれど、とにかくネットが無くても楽しめてしまうのです。むしろネットがないのが普通の原始人。

そう、原始人にネットは必要ないのです。

ネットが無くても平気な理由~私の場合

行きたい観光地やレストラン、交通機関などを調べるにはスマホがとても便利。だからみんなスマホで地図を見ながら街歩き。誰にも道を尋ねることなしに目的地に着けるのだから便利ですよね。言葉が通じない外国の町ならなおさらスマホは頼もしい存在です。

ただし私のような原始人となると、スマホ片手に下を向きながら歩くのはどうも苦手。

・周りの景色を見ながら歩きたい
私は今もガイドブックから破り取った地図なんかを小さくたたみ手のひらに乗せ、ときどきそれを見ながら歩きます。

それでも行き方に迷ったら、通りの人や商店の人に尋ねます。そしてそのやり取りがけっこう楽しくて、それ自体も観光の一部と化してしまうのです。これまで何人の人のお世話になったことか~。

例えば台湾の町で道を尋ねたときのことです。店番をしていたおばあさんが中国語で一生懸命教えてくれました。こちらは言葉は理解できませんでしたが、彼女との身振り手振りの会話が何とも楽しかったのを覚えています。

・連絡を取る人がいない
日本にいる家族や友人に現地から写真を送る人が多いようですね。しかし残念ながら、私にはわざわざ現地から写真を送りたい人はいません。帰国してから見たい人に見せるだけだから。

海外まで行ってラインだメールだ、インスタだとあれこれ連絡作業に追われるのは好きではないから。ぐうたら旅行者なんです。

私の場合、日本から脱出するのは日常から離れるというのが一番の目的なので、緊急時や特別の用がない限りは、日本の家族や友人とは「縁を切る」ことにしています。そうすることで現地の雰囲気をたっぷり楽しみます。

連絡先だけは残しておくこと

ただしいくら家族と「縁を切る」といっても、人生何があるかわかりません。

そこでいつも私が自分に課しているのが、大まかな旅程表を作り、宿泊先の電話番号を書いて家族に渡しておくのです。そうすることで「どこにいるか全くわからない」という状態を回避します。有事の際に、最低でも何とか連絡できるできる所を知らせておくわけです。

パック旅行ならば旅行会社が日程表を作成してくれますが、個人旅行ではそうはいきません。自分で作らないとね。まあそれは気ままな個人旅行への税金?のようなものかと・・・。

帰国後はまた「圏内」へ

圏外旅行が好きとはいえ、帰国したら普通にPCやスマホと仲良くします。ネットの恩恵は素直に受けています。

結局「圏外」と「圏内」の住み分けが上手くできれば、快適に暮らせるのではないでしょうか。

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