ラルナカからアヤナパヘ

前日のあっさりと終えたニコシア観光。翌日は再びバスでアヤ・ナパへ日帰り旅行です。

人気ビーチリゾートのアヤ・ナパですが、オフシーズンなので人気もまばら。真っ青な海を眺めていたら現地の女性に声をかけられ、そのまま車でいろいろと案内していただくことに・・・。ラッキ~!

何といっても青い海と穏やかな地中海の風が気持ちよくて~。この日は一時間でラルナカに戻るなんてさすがに無理でした(笑)。

バス

9:15発のアヤ・ナパ行きバスに乗車。このバスの運転手さんはすごく真面目で、マスクなしの乗客にはマスクを着用するようにとビシッとご指導。

出発もちょうど9:15分で時間厳守。しっかり走って45分でアヤ・ナパに到着。予定所要時間よりも30分も短かった。

なおこの日は海岸沿いを走ると予想し、私は進行方向に向かって右側の席を確保。海岸沿いの景色を眺めながら、バスの旅を楽しみました🚌。

誰もいない

アヤ・ナパでバスを降りると目に入ってきたのがアヤ・ナパ修道院。

アヤ・ナパ修道院の横側

公園を横切ったところにある独特の丸い屋根の建物です。平日のせいかとても静かな雰囲気でした。建物の一部は会議場やカフェに使用されているとか。

修道院を見学してからいよいよビーチへ、と歩いたもののどうも方向が違うよな雰囲気に💦。

観光案内所で教えてもらい、お目当ての海中ケーブへ歩きはじめました。

いわれたとおりに大通に沿って歩いていくも、誰も歩いておらず、ちょっと不安に。

大きなホテルが立ち並んでいるので確かに海岸沿いだと確信。夏には多くのバカンス客で賑わうに違いない、などと思いながらひたすら歩く👣。

誰もいないメインストリート

青い海

ようやく辿り着きました海中ケーブ。ケープ・グレコ国立公園です。

ターキッシュブルーの海がたまらない!

ずっと見ていたいブルー
洞窟の中から見た海

ドライブ

青い色に吸い込まれるように、腰を下ろしてぼけ~っと海を眺めていると、後ろから声が~。

「どこから来たの?ひとり?」と声かけてきた地元の女性。一生懸命誰かに説明していたから、てっきりガイドさんかと思っていたら、ただのおしゃべり好きな女性でした(笑)。

「独身女3人のドライブ(二人はバツイチ)」なのだとか。「あなたは?」ときたので思わず握手の手を差し伸べた私・・・即参加決定!

何というノリでしょう!

旅行中のこういう出来事は初めてではないのですが、フランス在住の友人いわく「フランスでは絶対にありえない!」とか。

国民性の違いは確かにありそうですね。「これがキプロス式のおもてなしだから」と何度も言っていた彼女たち。もちろん個人の性格も大いにありそうですが・・・。じつに人懐こい人たちでした。

そんなわけで一人では回りきれなかった場所へも車で連れて行っていただき、おまけにアイスクリームや食事までご馳走になってしまったのでした。

食事代を出そうとすると「キプロス式のおもてなしだから」と受け取らず・・・。こちらは素直に感謝をするだけでした💦。

海辺で買っていただいたローズアイスクリーム。私に声をかけてくれた女性の好物らしく、彼女は二個もぺろりと平らげていました。

正直私はこれが最初で最後かと・・・何だか化粧品を食べている感じでちょっと苦手なフレーバーでした。でも大変楽しい経験でした。

ローズアイスクリーム

帰路にフィッシュ&チップスのレストランに寄って食事。スモールサイズを頼んだにもかかわらず量が多く、ポテトを残してしまいました。

彼女たちは残ったサラダやポテトは家に持ち帰り、猫たちにあげるのだとか。捨てずに済んで良かったです。

それにしてもキプロスのレストランのスモールはスモールではない!

スモールサイズでこれ!

全員ラルナカ方面に戻るため、私はホテルまで送っていただきました。

翌日、私のラルナカ滞在最終日もどこかに案内してくださるとのお申し出でしたが、丁重にお断りしました。

というのも私は旅行最終日は必ずフリーにしているので、そこは頑なに崩せなかったからです(けっこう頑固?)。それにしてもありがたいことです。

まとめ

アヤ・ナパ最高!

何といっても美しい海を見ながら地中海の風を感じる瞬間が至福の時です。海好きの方にはかなりお勧めの場所です。

一人旅ならではのひょんな出会いもあり、アヤ・ナパは記憶に残る日帰りの旅となりました。バスの往復チケットも帰路は無駄になったけれど、それとは比べものにならないほどの楽しい時間を得ることができました。

地元の方たちのご厚意に甘えて、楽しいアヤ・ナパの旅でした。今度はもう少し暖かい時期に訪れてみたいものです。

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