旅行に出かけるときは、当然ですが靴やスニーカーを履いていきます。なかにはビーチサンダルの人もいますが、さすがに裸足で飛行機に乗る人はいないはず。
私は旅行中、履物のせいで足が痛いという経験が何度かありました。足元というのは人間を支える元、とても大事なところです。そこが痛くて仕方がないというのは、けっこう辛いものです。
機内で履くもの
機内では足に優しい履物がいいですね。
以前はスニーカーでしたが、かなり大人?になってからは、脱いだり履いたりし易い柔らか素材のパンプスかスリッポンを履いています。スニーカーのようにひも付きは面倒なのでやめました。
機内に入るとすぐにスリッパに履き替える人もいます。しかし飛行機の離着陸時にはちゃんと靴を履くように指示する航空会社があります。離着陸時に緊急事態が発生することが多いからです。
私も離着陸時は靴を履いています、結構用心深いもので。
水平飛行になると靴を脱ぎ、トイレに行くときは靴を履きます。
長時間座りっぱなしですと足がむくみがちです。できるだけ足を動かして血流をよくしなければね。
靴擦れはつらいよ
コスタリカを旅行中、新しいスニーカーが原因で靴擦れをしてしまいました。
新しいけれどスニーカーだから大丈夫だろうと思っていたのが間違い。履いているうちにだんだん痛くなってきました。踵が赤くなり皮がむけてジクジクしてきたのです。
こうなるとけっこう気になるものでして、街歩きも足が気になって、いまひとつ楽しめません。絆創膏は持っていましたが、炎症部分を消毒したいと思い、消毒液を買いに薬局へ行きました。
スペイン語の辞書を指さしながら、無事消毒液を買うことができました。ジクジクのときは、へたに絆創膏などを貼らずに消毒して乾かすのが良いようです。
足の裏が大変なことに!
西サモアに旅した時のことです。
町を歩いていたら、かわいいサンダルを売っている人がいました。透明のプラステチック製で値段も手ごろ。即ご購入!
履いてみると、足の裏に対して「固い」ではありませんか。でも気に入ったサンダルなので、あまり気にせず歩いていました。しかしその後とんでもないことに・・・💦。
足の裏の皮がぺろりとむけてしまったのです、両足です。足の裏が赤く腫れて燃えるようにヒリヒリと痛みます。あの可愛い透明のサンダルが、こんな悪さをするとは想定外でした。
結局その透明のサンダルを履くのは止め、足の裏の治療に専念。
とはいっても足の裏が痛いわけですから、歩くのもままならず。
踵で歩くという始末。本当に酷いものでした。
その後トンガに行ってからもまだ痛みは続きました。
西サモアで出会い、一緒に観光をしたオーストラリア人女性。
彼女も私同様トンガに移動。わざわざ私のホテルまで救急箱持参で来てくれました。あのときは本当に旅先での親切が身に沁みました。
またトンガのペンションで同室になったニュージーランド人の看護婦さんからは特大の絆創膏をいただき、有り難いのと同時にその大きさにびっくり。でもすごく助かりました。さすがナース!
現地で靴がパカパカ?
知人夫婦がツアーで中央アジアに行った時のお話です。
途中で旦那様の靴が壊れてしまいました。靴の下の部分が離れてパカっと口を開けてしまったのです。その後はずっとパカパカとしたまま帰国したそうです。
「もう~、恥ずかしくて、恥ずかしくて」とは奥さん。
ツアーでしたから靴屋さんを探している時間が取れなかったのかな?軽い靴を一足荷物に加えておけば良かったと思いますよね。
帰国後、そのご主人は次回の旅へ向けて、奮発して良い靴を買ったそうです(笑)。
もうひとつの靴底の話
つい最近の出来事です。父と一緒に台湾のホテルに泊まりました。観光も終わり、翌日は帰国という頃、父の靴底がはがれていることが判明。片方の靴の踵の方からです。
姉と私は近くのコンビニで瞬間接着剤を購入。小さなチューブ入りだったので、全部使い切きることにした姉。父の靴底と本体の隙間にたっぷりとその瞬間接着剤を流し込みました。
その後姉は接着剤が固まるまで3分間、父の靴を履いて押さえることにしました。何とか落ち着くだろうと思い、私は自分の部屋に戻りました。
しばらくして父たちの部屋に靴の様子を見に行ったところ、姉が興奮して話し始めました。何とたっぷり入れ過ぎたためか、接着剤が流れ出し、父の靴が部屋の絨毯にくっついてしまったのだとか。姉は父の靴と絨毯を離そうと必死で奮闘していたようです。
私が見た限りでは、絨毯に目立った汚れはありませんでした。あのまま靴が絨毯にくっついたままだったら大変なことに。ただその様子を想像すると、何だかおかしくて笑えてきました。
足元に要注意!
本当に靴って大事ですね。特に旅先では靴で悩まされないように、自分の足に合った歩きやすい靴を選びたいものです。私もヒリヒリ、ジクジクはもうごめんです。
それから高級ホテル、特にヨーロッパなどではチェックインのときに足元を見られると言われます。足元に要注意!ということでしょうか。
足に優しい旅を!