ニュースで目に入ってきた光景です。
地震後の能登地方の様子かと思ったのですが違いました・・・攻撃された後のガザ地区の様子でした。
がれきはがれきでもその原因が全く違います。
一方は自然が、そしてもう一方は人間が原因でのがれき。なんだか複雑です。
テレビニュースでがれきの光景が目に入ってきました。てっきり能登地震のがれきの様子だと思っていたら、イスラエル軍に爆撃された後のガザ地区です。
その瞬間思ったのは、がれきはがれきでもその原因は全く違うものだといいうことです。
元旦に北陸地方を襲った大地震。私が住む上越市もかなり揺れました。津波、家の倒壊、地割れなど地震の影響は莫大。がれきの山を前にした被災者の気持ちを思うと大変心が痛みます。
しかし自然による攻撃からは逃げる以外、人間は何もできないというむなしい現実。
同じがれきでもガザ地区のがれきは能登のそれとは全く違うもの。人間が成したがれきであるということが、ただただむなしく感じてしまうのです。
地震国日本に住む身としては、いつどこで大地が揺れるかなんてわからない。自然にはかなわない、というある種の諦めと覚悟が私の心のどこかにあります。
自然災害と海外旅行について
でもパレスチナやイスラエルというほとんど地震災害のない国で、わざわざ人間の手で町を崩壊させるのだからたまらない・・・。
その大変複雑な歴史を考えると簡単に解決などできない事柄・・・解決などできないからずっと争いが続いているわけですが。
7年前にポーランドを訪れた際、アウシュビッツのユダヤ人強制収容所(世界文化遺産)を見学しました。その時の感情と今の感情が混ざって複雑な心境です。
お互いが憎しみ合うことは簡単でも、許し合うことの難しさ。
人間とは実に複雑な生き物ですね。
もうこれ以上人間の手でがれきを生むことがないようにと願うばかりです。
そんな中、先日の台湾の大地震。
私も何度か訪れた国で、特に老親と一緒の時には何かと良くしていただきました。日本の被災地同様、自然の猛威によるがれきの光景には心が痛みます。
つい最近、スーパーで大き目の台湾産パイナップルを見つけたのでかごに入れました。
いつもなら値段が安めのフィリピン産パイナップルを買ってしまうのですが、この日は大好きな台湾への募金の気持ちを兼ねて台湾産パイナップルを購入。
同じがれきでも、自然災害によるものと人災(戦争)によるものがあり、前者は人間にはどうしようもないけれど、後者は人間が悪さをしなければ生まれないもの。
がれきの光景をみて、何だかいろいろ考えてしまいました。