梅雨空の下、静かな雑草園

しばらく前はバラで華やかだったわが雑草園。そのバラも終わり梅雨に入った今は、草木の濃い緑とぽつぽつ咲き始めたユリが目に入るくらいで、いたって静かな庭です。

そんな静かな雑草園ですが、この時期は口に入る果実が収穫できるのが嬉しい季節でもあります。

鬱陶しい梅雨ですが、ちょっとした収穫の喜びがある季節でもあります。

毎年その存在を忘れられ、小さな実がついた頃にようやく気付いてもらえるという気の毒なわが家のビワの木。

雑草園の端っこ、隣家との境近くに植えられたこのビワの木は、ほとんど忘れられています。実がつくこの時期になると「そういえば琵琶があったんだよな」という感じでちょっとだけ目を向けられます。

相変らず実は小さいけれど、味は悪くない。実をすぐればもう少し大玉になるのに、と毎年この時期に思うのだけれど不実行の連続💦。

けっきょく今年も母屋の玄関に飾って楽しみました。それはそれで風情があって良いものですが。

ボイゼンベリーもこの時期に実をつけます。とげが多く、ものすごくはびこるので思い切り剪定をしました。がやっぱり元気に成長。ブラックベリー同様強いベリーです。

ボイゼンベリーソースにします。それまで冷凍保存。

ベリーはベリーでも小さなべりー、四季なり苺のミグノネッテ。小さな赤い実をつけています。観賞用に植えましたが、もちろん食べることもできます。

四季なり苺のミグノネッテ

わが家でいつも注目を浴びているのは杏の木。生食やジャムで楽しみます。

がここ数年、不作なんです。手前の新しい木にはたくさん実がつきますが、奥の古い大きな木には少ししか実がつきません。去年動画で勉強して剪定に励んだはずなのに・・・。

でも去年の同時期に比べると少~しだけ良いような気がします。何せこちらの木の実は大粒なので、ぜひ復活させたいものです。

右が新しい細い木に育った実。左が古い大きな木の実。貫禄の差?

この季節になると楽しめるのがユリの花。バラのような派手さはないけれど、落ち着いた美しさがあります。ユリの球根は数年間は掘り上げずにそのままにしておけるといわれるので素直に実行。しかし数年が何年も、になるとやはり花が小さくなりますね。この黄色いユリがいい例です。

こぼれ種でたくさん芽が出ると思っていたら、全く姿が見えずのブルースター。一本だけ育ったのでこの種を生かして来年咲かせたいと思います。

杏のように、不作ながらも収穫を楽しめるのは嬉しいことです。

来年こそはもっと・・・などと思うけれど管理人に進歩無し。

白いユリの蕾も膨らんできたので、来週あたりは花を楽しめるかな?

梅雨空の下、静かな雑草園にもそれなりに動きがあるものです。
今年はバラが元気!~早咲き組が開花

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