虹を見ました。雨が降ったりやんだりで厚い雲に覆われた日本海地方の12月。ふと窓の外を見ると虹が出ているではないですか!心がぱっと明るくなりました。
虹が大好きな私。気分は急上昇。何だか得した感じです。
青空でからからの太平洋側とは逆で、毎日荒れ模様が続く冬の日本海側です。雪が降り始めるのも時間の問題というこの時期。空を見ると気が重くなります。空が低いんです。
そんな時に「七色の虹」が目に入ってくるとは、なんと幸せなことでしょう!
虹とは、wikipediaによれば「大気中に浮遊する水滴の中を光が通過する際に、分散することで特徴的な模様が見られる大気光学現象」なのだとか。
虹の配色ですが、端は必ず赤と紫になっているそうです。まあ、こちらはただ「虹だ!きれいだな~」という感じで色の観察などしたこともないけれど・・・。
それに「七色の虹」といいましたが、実際には国によっては必ずしも七色とは限らないようです。ところ変われば色変わる、ということかな?
難しいことはさておき、虹を見ると元気になります。雨上がりの曇り空にかかる美しいアーチはまるで天からの贈り物のよう。
私が今まで見た虹の中で最も印象に残っているのは、コスタリカのモンテヴェルデ国立公園で見たものでした。
あの時の旅ノートを久々にめくってみました。「San Jose(首都)に朝6時半のバスで帰る。生まれて初めて見る美しい虹~」なんて汚い字で書きなぐってあります(笑)。
雨上がりの朝、ドアも閉めずに💦走っているバスの中から見た大きな虹。緑の山間にかかるそれはそれは美しいアーチでした。まさに心に残る風景🌈。
ちなみにモンテベルデはコスタリカでも代表的な自然保護区で、エコツーリズムで有名な観光地となっています。私が訪れたのは・・・1990年、何と今から30年前でした。まるで昨日のことのよう。よく行ったな~ちょっとぼろいバスに乗って。楽しかった!
虹ってカラッとした青空の日には見えないもの。湿ったお天気の日だったからこそ見ることができた虹でした。
この季節、毎日じめじめしたお天気が続く日本海地方。そんな空と根気よく付き合って暮らしている人々への天からの美しい贈り物が虹。そうに違いありません!