藤が満開のわが家の庭ですが、この時期に偶然訪れた人の反応が良いんです。
顔なじみのゆうパック配達員の女性。GW期間も一生懸命荷物を運んできてくれました。
やって来ると必ずちょっとした話をして帰ります。お天気の話とかいろいろね。こちらも彼女との短い会話を楽しみます。
赤いバンが止まったすぐ横にあるわが家の藤棚。ちょうど花が見頃だったこともあり、また短い会話が弾むことに・・・。
彼女は会話のネタを見つけるのが上手い人だと思います。今回は目の前にある満開の藤棚を見てたいそう嬉しそうな様子。
きれいだといってもらえるのはこちらも嬉しいのですが、彼女の発想が良いんです。
「何だかご褒美をもらったみたい」だって。
良いですよね、こういうふうに思えるのは。
配達は大変な仕事だと思うのですが、いつも笑顔で悲壮感がないんです。もちろんお客さんの前では、辛い顔をしないのが普通だとは思いますが。
でも他の会社の宅配女性の中には、すごく大変、だという空気むんむんの人もいて、こちらも届けてもらうのが申し訳なくなったり💦。
それにしてもわが家の放置状態の藤の木。こうして毎年咲いてくれて、誰かに喜んでもらうことができるというのは、それなりに存在価値があるのでしょう。
特に先述の配達員の女性のように一生懸命働いているひとにとって、一瞬でも癒しになれば何よりです。
ところで花後は、根気よく藤の豆取り作業に励まなければいけないのがけっこう辛いんですよ、首が痛くなるから。
上を向きながらぶら下がっている豆を取るものだから、首や肩が痛くなるんです。去年初めてまともにやってそれがわかりました。今年は一度にやらずに少しずつやろうと思います。
ご褒美といえばハーブの香りがあります。
去年友人から分けてもらったオーデコロンミントがかなり増えました。ミントだから丈夫で増えるわけすが、このミントの香りが良いんです。草取りをしているときにご褒美をもらったような感じ、だと友人は言います。
確かに風がある日に草取りをしていると、ぷ~んと爽やかな香りが漂ってきます。気分爽快。草取り作業中の一時の癒しです。
玄関先で下に目をやるとフウロソウが咲いています。この小さな花がまた良いんです。少しずつ増やしているところですが、増えるスピードはゆっくり。ミントとはえらい違い。
花後の豆取りも草取も大変だけれど、植物からもらえる「ご褒美」はなかなか捨てがたいものですね。