今日は2月11日祝日です。でも何の日だっけ?と思った人いませんか。
「建国記念の日」です。
高校生の女の子に「明日は何で休むか知っている?」と聞いてみたら。「知らな~い」という期待通り?の答えが返ってきました💦。
大方そんなもんかな。「カレンダーで赤くなっている日だからお休み」という感覚なのかもしれません。学校や家庭でも特別教えないと思いますしね。
同じ2月の祝日でも23日は天皇誕生日ですから、テレビなどでも天皇陛下の話題や映像が流されたりします。しかしこの「建国記念の日」というのは、大人でも「あれ、何の日だったっけ?」などということも多いのではないでしょうか。それだけ地味~な祝日のような気がするんですよね。
「建国記念日 」じゃなくて「建国記念の日」だった
私はこの2月11日を「建国記念日」と呼んでいたのですが、実は「建国記念の日」だということを今日初めて知りました。この「の」の存在を全く無視していたのです。
そこでまずカレンダーをチェック。あ~確かに「建国記念の日」とありました。
調べてみたところ、この祝日は「建国した日」を祝うのではなく、「建国そのものを祝い、国を愛する心を養う」という趣旨があるのだとか。
そもそも国の起源(建国された日)などは正確には誰もわからないため、「建国記念日」というわけにはいかないようです。
知らなかったな~。「の」の存在すら気づかなかった。
まんじゅうをもらった日
うちの96才の父によりますと、彼が子供の頃はこの日は「紀元節」といわれており、学校で「まんじゅうをもらった」そうです。おめでたい日だったのですね。もちろん戦前のお話。
大日本帝国憲法が制定され、学校では教育勅語が配布された時代でしたから、この日は日本人の大切な祝日でした。しかし第二次世界大戦後、明治憲法下の祝日は全て廃止され、祝日は再編成されました。紀元節も「建国記念の日」に変わったのです。
1967年の2月11日から「建国記念の日」は祝日として実施されました。
今の子どもたちも、まんじゅうでももらったら、この日のことを少しは認識してくれるかな。
最後に
最近は何だか三連休が多くて、昭和の頭はごちゃごちゃ。
成人の日は1月15日・・・じゃなくて1月第2月曜日。
敬老の日は9月15日・・・じゃなくて9月第3月曜日。
体育の日、じゃなくてスポーツの日は10月10日・・じゃなくて10月の第2月曜日。
第2だったり第3だったり、覚えられませ~ん。カレンダー見ればいいだけなんだけどね。
「海の日」だ「山の日」だと休みが増えて、今度は「川の日」でもつくりますか?
今日は「建国記念の日」だからお休みだったのだということを、もう一度おさらいしてみました。