梅雨空の下、わが雑草園はその名の通り雑草だらけ。畑と花壇の周り以外は除草剤の助けを借りてしまいますが、雨が降り続けば即また草が成長。だから今は除草剤散布の間隔をあけています。目に付くところだけ草むしりという具合。
それにしてもここ数年の間に雑草園の中身が変りました。以前は100%「趣味の園芸」。ところが今は「野菜の時間」>「趣味の園芸」に変わりました。食べる方向へ管理人の心が移っている証でしょうか💦。
「趣味の園芸」からスタート
25年前、雑然としていた実家の庭を好き勝手にいじり始めました。まずはホームセンターでパンジーやビオラを買ってきて植えることからスタート。あの頃ちょうど巷ではガーデニングブームとやらで、テレビや雑誌でも華やかな庭が紹介されていました。
華やかなガーデニングとはいかないまでも、私も頻繁にホームセンターに通い、花の苗、時にはブッドレアや西洋ニンジンボクなどの低木を買ってきては植えたものです。
あの時に実感したのは「一年中花でいっぱいの庭」というのは、とうてい無理だということでした。
雪国だからというのもありますが、ひとつの花が終えたら次の花苗を買ってきては植える・・・なんてことは続くはずもなく。今でこそ宿根草に頼っていますが、そのころはまだそこまで考えもせず。
時がたつにつれて次第にパンジーもビオラもわが家の庭からは姿を消し、今では宿根草が季節ごとに姿を現しています。チューリップの球根さえも植えなくなりました。決して嫌いではないんですが、一言でいえば怠慢!
あっ、それから今の雑草園になるまでは、バラを買い集めた時期もあり、50本くらい植えていました。もちろんほとんどが地植えです。水やりをしなければならないので、極力鉢植えは避けていたのです。今も基本的には同じ。
旅行に行くことを考えると、鉢栽培はやはり選択肢にはありません。しかしコロナの影響で海外はもとより、国内移動さえも積極的に行う雰囲気ではない今日この頃。
そのお陰で?今年は鉢植えの水やりを誰かにお願いする必要もなく、毎日自分で水やりができることになりました。
そんなわけで久しぶりにバラの新苗を3本買い、とりあえず鉢植えにしました。鉢植えに関しては、玄関先にある香りのするバラ3鉢限定で育ててきましたが、それに3鉢追加です。
いずれまたこれらの鉢植えを地植えにする可能性が大。ただ今年からしばらくは、今ある6鉢のバラの水やりに勤しむつもりです。「趣味の園芸」も継続中。
今回のように旅行に行けないとなったとき、自分が次に焦点を当てたのが周りの植物でした。
読書や外国語学習、料理、そして掃除や断捨離など、いろいろと皆さん「おうちで」の生活で楽しみを見だしているようですね。私の場合、今回は掃除や断捨離ではなかったのが残念。今年の整理整頓はまだできていません💦。
雑草園では、少しばかり余ったスペースを知人に利用してもらっています。今年は玉ねぎやジャガイモ畑になりました。草だらけにしておくよりもずっとましです。
そんなわけで数本バラが増えてはいますが、「野菜の時間」>「趣味の園芸」という状態は変化なし。当分はこのままでいきそうです。
夏野菜の育ちはいまひとつです。しかし形は悪くても、朝採りたてのキュウリとトマトを食べることができさえすれば、その日はハッピー!
ということで夏場はやはり「野菜の時間」に焦点が行きがちかな?