マスクはする、それともしない?どっちが良いのかな?

あなたはよくマスクをしますか? 私はめったにマスクはしません。苦しいから💦。

インフルエンザだ花粉症だと、冬から春にかけてはマスク姿の人が多い日本。マスクは国民的マストアイテム?のようなもの。しかしそのマスクをめぐって、特にビジネスの場では、「した方が良い」「していても良い」あるいは「するべきではない」などと意見が交錯しているようです。

結局は、マスクをしている人とその相手側との意思疎通の状況次第ということになりそうですが。

マスクをする国、しない国

日本ではマスクをしていても、特別珍しくはありません。しかし海外に行くと事情はかなり違います。ただし台湾などアジアの国々ではマスク姿が見られます。黒や柄付きのマスクが売られていたりしますしね。

ところが欧米やオセアニアなどでは、医療関係や清掃作業などの仕事を除いて、日常でマスクをする人はほとんどいません。マスクは感染症などにかかったときに着用するものだからです。そのため気軽にマスクをしている日本人は奇異の目で見られてしまうのです。

留学中にマスクをして通りを歩いていた知人が、現地の人から怒鳴られたと聞きました。おそらく怒鳴った人の考えとしては、「伝染病を患っているのに、街を歩き回るなんて何事だ!」ということだったのかも知れません。まあ、怒鳴るということ自体がちょっとマナー違反ではありますが・・・。

一方の彼女は、少し風邪気味だったので「他の人にうつさないように」という気配りでマスクを着用していたのだとか。これは日本では普通ですよね。でも彼女はすごくショックだったようです。そりゃね、何も悪いこともしていないのに、突然怒鳴られたのだから~。

日常でマスクをしない国でマスクをして歩くというのは、このような誤解と被害が生じるという例でした。難しいものです。

営業担当者のマスク考

体調が悪くてマスクをすることに誰も異論はない日本。しかしお客さん相手の仕事になると話は別です。例えば営業職。お客さんと商談のときにマスク姿が是か非かは結構意見が分かれるところです。

昨日のhayooニュースに「つらい花粉症・・・マスクを着けたまま営業先を回るのは失礼?」という見出しが。そしてアンケートで「花粉症でも、営業担当者はマスクをしているのは良くない」と答えた人が8割だとか。厳しい意見が多いですね。ただし何人の人に質問したのか定かではありませんが・・・。

お客さんと話をしなければいけない営業職。鼻水だらだら垂らしながらお客さんと話をすわけにもいかない。でも顔を覆うマスクをつけていては申し訳がない。どうしたものかと迷う人もいるでしょう。もちろん全く迷わないという得な性格の人もいるはずですが(笑)。

営業にマスクは禁止と唱える人は、マスクが顔のほとんどを隠してしまい、表情がわからないからだという理由があるようです。話し手の表情がわからないというのは、確かに不安ではあります。信用面でも問題がありそう。でもくしゃみや咳が頻繁に出る状態では、やはりマスクをしていた方が楽ですしね。

やはり商談前にマスク着用の断りをするというのが安全策ですかね。

最初に会ったときはマスクを外して挨拶をし、その後は状況によってマスク着用を許してもらう。そうでなければ商談中ずっとハンカチで鼻を抑えているということに・・・💦。

「マスクするような状態なら、仕事に出るな」なんて言う意見もあるようです。しかしろくに休みも取れない人手不足の職場が多い日本。花粉症や風邪で社員が次々と休んだら仕事にならないのは目に見えています。それも一日や二日休んで即治るわけではないですしね。

これからは「マスクをしても相手に好感を与えることができる方法」を身に着けた営業マンが成功する時代になるかも。時代は変わる(笑)。

マスク依存症

マスクひとつでいろいろと問題になる日本ですが、最近は「マスク依存症」という心の病が問題になっています。これは花粉症や風邪ではないけれど、マスクをして顔を隠していると安心感がある、というような理由から常にマスクをしている状態のことです。

この場合、マスクをしていないと落ち着かないのです。マスクで顔を覆っていれば、周囲との間に隔たりができ、係りを持たずに済むので精神的に楽だからです。他人とのコミュニケーションを拒絶し、引きこもりにまで発展する可能性があるといわれます。

こうなると、たかがマスクなどといってはいられなくなりますね。

マスクに頼り過ぎず、そしてマスク着用に理解を求める

あの一枚のマスクが、良くも悪くも精神的に与える影響の大きさは、他の国では考えられないことでしょう。過ぎたるは猶及ばざるが如し、といいます。いつでもどこでもマスクをしていれば良いわけでもないし、かといって鼻水じょろじょろ、くしゃみの連続では、本人も周りも落ち着かず不快です。


国内はともかく、海外でのやむを得ない事情でのマスク着用の際は、しっかりその理由を説明し理解を求める必要がありそうです。

どうせすぐには理解してもらえないでしょうから、日本政府には、国連において「マスクの意義」を説明するようお願いしたいところです(笑)。

個人がそれぞれ現場で説明する力を備えておくことも必要でしょう。しかしこういうことは、国がまとめてドカンとやってくれた方が効果があるもの。

だってね、「日本人のマスク集団は異様」だとか、「マスクしているのは日本人だけだ」などと、言われっぱなしでは悔しいじゃないですか。最もそういうのは同じ日本人からの意見がほとんどですが・・・。現地の人たちは、怒鳴る?とか、異様な目で見るなど、態度で表してきますから。

マスクをしてもしなくても

マスクが好きな人がいれば、嫌いな人もいるのが世の中。

あの薄っぺらなマスクの話題がニュースになるなんて、やっぱり日本はマスクの国ですね(笑)。マスクの製造会社は日本だから売れる。欧米などでは全く商売にならないですよね、きっと。

具合が悪けりゃマスクで守ってもらい、そうでなければ堂々と自分の顔を外気にさらして歩く。

これがマスクとほど良い関係を保つ日本人の歩む道~。

 

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