布マスク作りに挑戦！

今朝行ったJAの駐車場。私の隣に止まっていた黒い軽自動車ですが、車全体が桜の花吹雪に覆われていました🌸。きっと桜の木の下を走ってきたのでしょう。

いつもなら春爛漫でみんなウキウキ気分なのでしょうが、今年はコロナのせいでそうもいかず。見えない敵との闘いは長期戦になりそうですが、できる対策はして乗り越えないとね。

そのできる対策で、自分の生活の中に思わぬ発見がありました。

この状況下で何といっても不足しているのがマスク。もう買うのは諦めて手作り布マスクをしている方の姿が目立つようになりました。

最近では小池都知事も手作り布マスクで登場。可愛いマスクだと話題になっているようですが、近所の方のお手製だとか。布マスクの株も上がりましたね。

ところで政府にマスク二枚配ってくれなんてお願いした人いるのかな？みんな努力と工夫で頑張っています。政府には余計な気とお金は使わずに、もっと大きな枠での対策を切にお願いしたい。

先日器用な友人からお手製マスクをもらいました。父の分まで作ってくれて、ありがたいことです。パッチワークをやる人ですから、布製マスクなんて簡単に作ってしまうのでしょう。

彼女のマスクは立体マスク。平面マスクよりも作るのが難しそうです。写真を見た時から、こりゃダメだ～、と作る気力ゼロだった私。ミシンもろくに使えないし、無理無理。

実際に彼女にもらった立体マスクを見ると、すべて手縫いだとか。手縫いも得意ではないけれど、ミシン操作が苦手な自分としては、手縫いならひょっとしてできるかも？という気持ちが・・・。

その夜、押し入れから長年眠っていた布の端切れを出してきて、立体マスク制作へ向けて始動。手縫いです。

ミシンなんて何年も使っていないうえに、けっこう重い。だからミシンを出すのさえも億劫だという体たらく。そこでとりあえず手縫いに挑戦したというわけです。

型紙はsmileworks25という通販SMILEさんのブログから無料ダウンロードさせていただきました。感謝！

結果は・・・以外にも楽勝！思ったよりも簡単に出来上がってしまったという感じ。縫い目は荒いけれど、裏を見なければまずまずの出来上がり（笑）。

自分でも立体マスクを作ることができたという達成感で気分良くなり、翌日は二個目に挑戦。

100均に足を運び、諦めてはいたけれど一応ガーゼ地を探してみたら、裏がパイル地のガーゼ手ぬぐいがあったので一枚ゲット。

その後イオン内の手芸店を覗くと、今までにない賑わい。みなマスク生地やゴムを求めているのはすぐにわかりました。

風が吹けば桶屋が儲かるとはよく言ったものです。ただ事情が事情だけに手芸店も複雑かな？私はざっと見ただけですぐに店を出ましたが。

家にあったガーゼ地のバスタオルと100均で買ってきた手ぬぐいを使って作業スタート。今度はミシンを使ってみました。これが大変。

ミシンですが、頻繁に使っている人にとっては大変簡単で便利な機械でしょう。が私のように何年も使っていない、それも直線縫いしかできない人間にとっては慣れるまでが四苦八苦💦。

なんとか動かせるようになると、あれ？ミシンって便利じゃないか～！手縫いよりも早いし、当たり前だけれど。機械と仲良くなると楽しくなりますね。

今回初めてミシンの威力を知ったのは「裁ち目かがり」というもの。これは裁断した布端のほつれを防止するために行う縫い方です。これがすごく役に立ちました。

というのはガーゼ地のバスタオルをカットすると、端がボロボロほつれてきてしまうのです。それを「裁ち目かがり」で抑えることができて大助かり。いちいち手でかがるなんて、やってらんな～い。

この立体マスクは、実際に着けてみるとけっこ大きいんです。顔の半分は覆われます。安倍総理の給食当番マスクよりも安定感があるのではないかと・・・。

布マスクは洗って使えるので、「もうすぐ無くなってしまう」という使い捨てマスクのような不安感がありません。

もちろんあくまでも簡易的なものだから、ウィルス感染防止にはなりません。それでも飛沫防止にはなるから、しないよりはましということ。

ガーゼやマスクゴムも手に入らない今日この頃ですが、大丈夫！世の中には賢い人がいるものです。ブログや動画でいろいろ知恵を分けてもらえるのが嬉しいです。

ガーゼがなくても、家にあるタオルや手拭いでもマスクができます。マスクゴムがなくても、古いTシャツやストッキングがゴムの代わりになります。私の場合は古いTシャツでゴム代わりにしています。

結局エンジンがかかった先週、合計5枚の布マスクが完成↓。

下の写真は器用な友人が作ったみごとな立体マスク。全部手縫いです！

ということで、旅行にも出かけられないし、家で大人しくしている状況下。ひょんなことから私が布マスク作りをすることになったというお話でした。

あ～どこかに行きたい！でもいまは家がホテルだね。