地元を愛することができれば人生最強!

あなたは自分の住むところ(地元)が好きですか?

正直私はまだまだ地元愛は薄い方だと思います。

何といっても冬が嫌い!

雪が降らなければまだいいんだけれど、雪が降れば除雪機出して、吹雪に打たれながら除雪作業ということも珍しくはないから。そんなことしないで炬燵にうずくまっているだけなら、冬のぬくぬく人生~なのだけれど。

今年の一月は珍しく雪も少なく、二月に入った今も除雪はせずにいます。でも明日はわからないのが雪国の冬。あと一か月は油断はできません。

そんな気候が嫌いなのと、交通の便が悪いのがね~。家にいるのが好きな方なので、それほどバスや電車で出かけることはありません。ただときどき遠出するときには、駅に車を置いておかなければならないし(有料)。もちろん駅まで車で行きますよ、バスの本数が少ないもので。これ地方の常識?!

首都圏は独立国?

でもね、これって自分が青春時代を送った東京と比べるからなんですよ。あそこは日本一便利なところ。日本の10分の一の人口が集まってしまった大都市。そしてその周辺地域も含む首都圏は、他の日本の地域とは別の国なのです。

天気予報もたった一センチの雪が降るだけでも大騒ぎ。信じられない!「東京で雪」を繰り返すのにはあきれるばかり。そんな弱虫じゃ生きていけないよ、首都圏人!

雪国山間部ではメートル級の雪が降ることを考えれば、首都圏の雪騒ぎはふざけているとしか思えなくて・・・。

などといっている自分も、20代・30代のころは、その首都圏人のひとりとして便利にどっぷりつかっておりました💦。ただし心の片隅ではいつも思っていましたよ、「雪国に帰ったら、こんなに気軽にあちこちには動けないのだ」と。どこかで警戒していたのかも。

地方が不便すぎるのか、それとも首都圏が便利すぎるのか~。う~ん片方から見ると、お互いにそう思ってしまうのかも。

住めば都というけれど

上越に戻ってきて数年は、冬が来る度に空に向かって文句を言っていました。暗いし雷はごろごろ鳴り響くし、イライラしていました。

そんな私も今では諦めというか、慣れと言いましょうか、だいぶ大人しくなりました(笑)。住めば都とはよくいったものです。最近は人混みが嫌いになりました。

地元大好きおじいさん

近所のおじいさんは80代半ば。この人は地元が大好きな方なんです。「こんなに良い所はないじゃないか」といつも言います。どこかと比較してというわけでもなさそう。というのもこのおじいさんはずっと地元に住んでいた方。私のように首都圏と比較して不満を言うことはないのです。

他のところを知らないからだ、などという見方もあるでしょう。でも別に他のところを知らなくても良いじゃないですかね、幸せならば~。何といっても「今自分がいる環境を愛せる」というのはこの上ない幸福です。

このおじいさんはいつも笑顔なんですよ。怒った顔を見たことがありません。実際はこの方のこれまでの人生では、いろんな悲しい出来事があったのを知っています。妻そして娘に先立たれたり。それでも悲壮感を漂わせることなく、愛する地元で暮し続けるニコニコおじさん。

今いるところを愛せたら最高

私たちはどこに住もうが自由です。移住したければすればいい。

でももしニコニコおじさんのように、「今住んでいるところ」という意味での「地元」が大好きで愛することができるならば、人生最高・・・いえ最強かもしれません!

あ~私はまだ最強の人生に辿りつくには邪念が多すぎる~💦。

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