桃が食べた~い!桃愛が急上昇する季節到来

あなたは果物で何が好きですか?私は桃・・・断然モモです!

桃が美味しいのはやはり暑い夏。まわりの桃好きたちも、桃の話をすると目を細めます。缶詰は別として、生の桃が食べられるのはこれからの季節。梅雨が明けてお盆が終わるまでの間、あのちょっとピンクがかった丸~い桃を一度は食べなければ・・・。

えっ、桃大好きなのに一度でいいの?なんて言われそうですね。そりゃ何度でも、何個でも食べたいに決まってます。でもね、桃ってけっこう高いので、自分で買うことはあまりないんです(笑)。

毎年お盆になると親戚から桃が一箱届きます。これが何よりも楽しみな私。何年も前に桃を届けてくれた従弟夫婦に、「桃が大~好き」だと喜び、桃好きをしっかりアピールしたんです。そうしたらその後、わが家へは毎年桃が届くようになりました。

やっぱり好きなものは好きだと、声を大にして言っておくものですね~(笑)。まあ持ってくる方も、あれこれ迷わす桃だけに焦点を絞れば良いわけですから、選ぶのが楽だとは思います。

それからやはりお盆にお参りに来てくれる姪。彼女も必ずと言っていいほど、スーパーで大きな桃を買ってきてくれます。お仏壇に供えた後、冷蔵庫でしっかり冷やしていただきます。冷えた桃~最高です!

桃って皮をむきながら食べると、じゅるじゅる汁が流れてきますよね。手もべたべたになるし~。できれば一人で思う存分手をべたべたにしながら、がぶりといきたいものです。

でも皮をむかずに食べれば、それほどみじめな姿にはなりません。海外では果物の皮をむかずに食べるケースが多いのですが、日本でも皮をむかないで食べるようになれば、生ごみももっと減ることでしょう。ただし小さな子供や年寄りには、皮は消化が悪いので要注意ですね。

蟠桃(ばんとう)との出会い

一昨年のことです。6月に訪れたポーランドのクラクフで市場を訪れました。

山のように積まれたサクランボやイチゴ、真っ赤に熟れたトマトなど、市場好きな私はウキウキでした。そこで偶然出会ったのが平べったい桃。帰国後に調べたら「蟠桃」という品種の桃だと判明。まだ日本では量産されておらず、「幻の桃」などといわれることもあるとか。

もちろんクラクフの市場や果物屋さんでは、蟠桃は普通~に売られていました。向こうはほとんどが量り売りですから、粒の大小は気にせず合計の重さで値段が決まります。値段はもう忘れてしまいましたが、日本人にとってはかなり安く感じました。

そしてその瑞々しくて美味しいこと~!桃好きの私はすっかりファンに・・・。

トマトの左側が蟠桃

日本の蟠桃は高級品

ポーランドですっかりお気に入りとなった蟠桃。帰国早々、日本でも手に入らないものかと検索してみました。今では世界中のほとんどものが、日本にいても手に入ります。もちろん蟠桃もありました。ありましたけれど・・・高~い!!

ネット注文すると当然送料もかかりますしね、あの平べったいかわいい桃一個が、何と一個450円くらいはするんです。ヨーロッパで買えば、日本で買う一個分の価格で15個くらいは買えそうです。や~とても買い物かごには入れられませんでした💦。

いくら高いとは言っても、欧州まで行く飛行機代を考えたら安いもんじゃないか、となるでしょう。でもね、それを言ったらお終いです。

物の価格に対する感情は、その場での瞬間的なもの。日本で蟠桃を手に入れようと調べるとあの値段。「わっ、高~い!」となるわけです。とても「飛行機代を思えば」なんて考える余裕なんてないのです。

今のところ日本における蟠桃は、「特別な桃」なので高級品扱いになります。私は「思い出の味」だけで、じっと我慢することにします。

もし再び旅先で蟠桃に出会う機会があれば、旬の味をしっかり楽しむことにします。それにはこの季節に行かないとね。いつになりますやら~。

あなたがこの季節に欧州などへお出かけでしたら、ちょっと市場や果物屋さんを覗いて見てください。何だか扁平な?桃があるはずです。ぜひお試しを。

桃の裏切り

みずみずしくて美味しい桃ですが、たま~に出会うハズレ・・・。これがショックでね。スイカのハズレよりもショックは大きんです。これは先日話した別の桃ファンとも同意見でした。

割るまでわからないのがスイカです。割った瞬間にマルかバツかがほぼわかります。色がまだ半端な赤(黄)だったりすると、ほぼダメですね。

ただスイカの場合は大きいですし、桃に比べたら少しは庶民価格。ダメでもショックは桃ほどではないのです(自分の場合)。

桃の場合・・・桃を見ただけで、食べる側は勝手に「甘くておいしい」と信じてしまう傾向があるようです。それだけに裏切られたときのショックは半端じゃないんです。本当にがっくりします。

最近ではスイカをはじめ、果物の糖度検査なるものが可能なようです。でもそんな検査をしなくても、「桃は美味しい」と信じて疑わない桃好きたち。

いざ口に入れた瞬間、「味無し」だとわかったときには、もう高揚した気分がド~ンと底辺まで落ち込みます。スイカのときとは比べ物にならないくらいのショックです。

桃園で丹精込めて育てられたであろう桃たち。たま~にぐれてしまうのもあるんですね。それが世の中というもの。できればご機嫌な桃にご縁があるようにと祈るばかりです。

最後に

気温の上昇とともに私の桃愛も上昇。先日の七夕に「桃がたくさん食べたい」と3歳児と同じ願いをしてみました。するとどうしたことでしょう~。翌日友人が桃を持ってきてくれたのです!「星に願い」が叶うこともあるんですね。

桃は傷みやすい果物です。たくさん桃がやって来た時には、急いで食べることはありません。スライスして冷凍保存をしておけば、シャーベットのようにして楽しむこともできます。せっかくの桃です。無理をして早く消費するなんてもったいなすぎます。

これからもっと暑くなります。桃は夏に食べる果物ですから、しっかり冷やしてがぶりといきたいですね。

それから日本の桃農家の方たちが、もっと蟠桃を生産してくださることを心から願っています。日本の気候に合うと良いのですが・・・。

桃が大好きだ~!

 

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