先週軽井沢に行きました。99才の父と姉との親子旅。3人とも軽井沢に泊まるのは数十年ぶりです。
今回はホテル鹿島の森で一泊。
3人とも初めてのホテルでしたが大満足でした。何といっても敷地内には緑が溢れていて、ずっと滞在していたら目が良くなりそう(笑)。
景色を変える
この一泊旅を決めたのは一週間前。
からだのあちこちが痛いと寝てばかりいる父。どこにいても痛いのは痛い。
ならば少し景色の違うところへ連れていこうということで隣県の軽井沢へ。
最初に頭に浮かんだのはプリンスホテル。でもよく考えたら、静かで落ち着いた小ぶりのホテルが良い、ということでホテル鹿島の森に決定。緑に囲まれているのもポイントです。
以前から名前だけは知っていたけれど、実際に泊ってみてその快適さを実感することになりました。
ホテルへ向かうタクシーの中から見るカラマツ林は、軽井沢のイメージそのもの。
避暑地に来たのだと実感する風景です。いつもの景色とは確実に違う!
窓の外は緑一色
チェックイン時間よりも少し早めの到着でしたが、部屋に通していただきました。
今回は珍しく(本当に珍しい)父のおごりということで、迷わずスイートルームを選択(笑)。これが最後の親子旅になる可能性大だから、どうせなら良い部屋に泊ろうということで・・・。
ドアを開けると広々とした部屋、そして窓の外は緑溢れる風景。
父も姉も、あ~という声が自然に出ていました。
緑が最高のご馳走
静かなレストランでのフルコースディナー(ハーフポーション)。
緊張気味の父。気を利かせたホテルの方が箸を持ってきてくださり、それからは食も進み完食(笑)。
結局「何を食べたかよくわからなかった」(笑)とのことですが、良い時間だったことは確かなようです。
めったにないことなので、私たちもちょっと緊張しましたけれどね。ワインがおいしかった~。
朝食は父と私は和食、姉は洋食にしました。皆満足。特にいつも作る側の姉は、おしゃれな朝食に嬉しそう。
静かに流れるクラシック音楽の心地良いこと・・・。絶妙な音量です。
そして窓から見える木々の緑。目に美味しい緑?
まとめ
老親に少し刺激をと連れ出してみた軽井沢。
予報に反して日も差し始め、木漏れ日が美しい気持ちの良い朝を迎えることができました。
朝食後は父を車いすに乗せて外へ。
「お~!」と父の第一声。新鮮な空気に感動したようです。
鹿島の森ホテルの内装は、どちらかというとかなりシンプル。立派な調度品が飾ってあるわけでもなく、さっぱりした感じです。
ひょっとして内に目を向けるよりも、外の緑に目がいくような作りになっているのかも知れません。たまにはこんなホテルでゆっくりするのも良いものです。
秋も美しいに違いない・・・きっと。
お父さん、お喜びだったでしょうね。
親孝行したいときには、親はなし
私も、もっと親孝行しておけば良かった…
いえいえ、十分親孝行だったんじゃないですか?思えばきりがないしね。
父娘共に良い空気を吸ってまいりました。たまにはいいですね。