春は彩り豊かな季節。その中でも黄色からはパワーを感じます、たとえ小さな花でも。例えばタンポポ。
背丈は低いけれど鮮やかな黄色い花を咲かせるタンポポ。草取りをしているときも、その黄色い花は取らずに残してしまうことがあります。
先日も小さなタンポポがその存在をアピールしてきました。
父が庭の草を取り始めたところ、小さなタンポポの花がきれいだったので抜かずに残しておいたというのです。実は私もそのタンポポがちょっと気になっていました。
抜かないでくれ！とあの黄色い花が主張していたかのようです。不思議なパワーを感じます。じいさんに抜かれなくて良かったね（笑）。
タンポポはキク科の多年草。根が結構深くて、なかなかきれいには抜けません💦 丈夫な植物です。
英語でdandelionといいますが、これはフランス語のダン-ド-リオン（dent-de-lion）という言葉からきているとか。ギザギザした歯がライオンの牙に似ているからだそうです（Wikipedia参照）。なるほど、そういえば似ている。
タンポポはカリウムや鉄分などミネラル豊富な植物で、薬草や食用にも利用されます。
すいぶん前になりますが、ニュージーランドの知人宅で「ダンデライオン・ティー」を出してもらったのが、私のタンポポ茶初体験でした。確か香ばしい香りがしておいしかった記憶があります。
タンポポの葉をサラダにしたり、根を乾燥して煎ればタンポポコーヒーができるようです。う～ん、興味が出てきた。
葉は天ぷらにしても良いかもね、ヨモギのように。一品増えますな～。
小さなタンポポ。見てパワーをもらい、食べてもパワーをもらえる。ありがたい花です。
たんぽぽパワーいただきます！