キュウリは夕採りに決めた、その理由

家庭菜園の夏野菜が採れ始めました。一番乗りはキュウリ。続いてシシトウ、ナンバン、じわじわとナス。トマトが赤くなるにはまだ時間がかかりそうです。

家庭菜園の楽しみといえば、採りたての野菜が食べられることですよね。朝畑に行って育っている作物を取る楽しみもあります。

しかしその楽しみが一瞬にして砕かれることが~😢。

「明日の朝まで待てばもっと美味しくなるだろう」などと思い、採らないでおくことがしばしば。そして翌朝、楽しみにして畑に行きます。ところがお目当てのキュウリやトマトがありません・・・あるにはあるのですが、地面に転がって、それもしっかり中身が食べられているではないですか!

そんなことが毎年。嫌になる。そして悔しい~!

タヌキかハクビシン、あるいはカラス?でも夜にやられるようだから、たぶんタヌキかハクビシンでしょう。そういえば隣のお寺では去年プルーンをハクビシンにやられたらしく、今年は早めに収穫をするのだと奥様。そりゃそうですよね、少し小さくても、全~部奴らに食べられるよりはましです。

そんなわけで私も考えました。今育っているキュウリを何としても無事収穫したい。そのためには夜が来る前に収穫すればいいのではないかと、夕方のキュウリ採りに変更。

そのお陰か、最近は朝キュウリ棚を見ても、食い散らかされているキュウリの残念な姿を目にすることがなくなりました。油断は禁物ですが、今のところは成功。

少し細めのキュウリを採ることが増えましたが、細いキュウリの方が皮が柔らかくて美味しいものです。みずみずしさの違いはあまりわかりませんから、夕採りでも良しとします。

そんなわけで、野菜というと新鮮な「朝採り」という固定観念がありましたが、「夕採り」も悪くはないのだと実感しています。

では「朝採り」と「夕採り」の違いは何でしょうか? 

気温が低い朝の方が野菜がみずみずしく、夕方は野菜の甘みが増すのだとか。だからみずみずしさを求めるのであれば朝採り。みずみずしさにはこだわらずに甘みを求めるのであれば夕採り。お好みで~。また野菜によってはプロの農家さんでも夕採りだったりするようです。

趣味の家庭菜園ですが、せっかく育てた野菜を「何者」かにやられるかやられないかで、こちらの気分もだいぶ違います。今年は極力「奴らとは分かち合いたくない」ので、キュウリの夕採りに励んでいます。これから赤くなってくるはずのトマトも同様に🍅。

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