地方から行く海外旅行~成田・羽田だけが空港じゃない!

今ごろお隣さんたちは、機内でワインかビールを飲んだりしてウキウキかな?

昨日、わが家を挟んだ両サイドのお隣さんが海外旅行に出発。とはいっても実際は両方とも昨日は空港近くで前泊し、今日出国したのです。両家は全く別々の行先ですが、偶然出発日が同じ日になっただけ。こちらは専ら両家のお見送り係り。いいな~。

わが家右隣のお寺の奥様はインドへ。お寺関係のツアーに参加です。関空発のエア・インディアでまずはニューデリーへ。うはっ、何かカレーの臭いがしてきそう~(笑)。カレー好きの私としてはエア・インディアのカレーは食べてみたいですね。奥さん二度目の海外旅行がインド。刺激的かも~。いまから土産話が楽しみです。

一方左隣はご夫婦でエジプトへ。こちらはあのトラピックスの常連さん。今回もあのバッジをつけて元気に旅行でしょうか。ドバイでもイスタンブールでも、あのバッジを付けた元気な中高年の方たちの姿が目立ちます。みなさん本当に元気!

地方在住者~大きな空港発着は辛い!

空港までの移動が大仕事

先にお話ししたお隣さんたちですが、共に大きな空港で集合。エジプト組は成田、インド組は関空。それぞれ空港までバスや車で移動です。これが最初の大移動。

都会の人の場合は、ちょっと多めの電車代を払えば空港に行けます。しかし遠く離れた地方在住ですとそうはいきません。

私のように日本海地方の人間には、中央の山を越えて成田や羽田に、あるいは関空まで行くことになります。飛行機に乗る前からエネルギー放出気味です💦。

エネルギーだけではなくお金も!これが一番痛いところです。上越からだと成田や羽田に行くまでに二万円は飛んでいきます。新幹線あるいはタクシー(空港送迎用)を利用した場合です。個人の車で行くとしても、ガソリン代と時間はしっかりかかりますしね。

安心のために前泊・後泊も必要

お隣さんたちのように前泊したり、後泊が必要だったり・・・これまた時間とお金がかかります。夜行便を利用する場合は前泊は不要ですし、現地を夜出て早朝帰国という場合も、後泊の必要はありません。だたし往復夜行便はかなり疲れます。

急がないのであれば、帰国直後は空港近くのホテルで一泊して、体を休めるのが良いと思います。健康はお金に換えられないのでね。

地方空港にも注目

地方在住者が大きな空港を利用するときには、交通費とホテル代を合わせて数万はかかります。たとえ格安ツアーを利用するとしても、それに3万とか追加して考える必要があります。きついです💦。

需要と供給を考えれば、太平洋側に大空港があるのは仕方がないかと・・・。ツアーの種類も首都圏や関空発が断然多い。チケットも地方空港発よりも成田・羽田・関空発の方が安いことが多く、直行便がたくさん飛んでいる。悔しいけれど、これはどうしようもない事実です。

でもちょっと待ってください!

地方の空港だって利用してみる価値があるのでは?そりゃ便数は少ないけれど、アジアのハブ空港に直行便が出ていますよ。これをうまく利用しない手はありません。

仙台空港

地方空港のメリット

大空港と比較した地方空港のデメリットはすでに述べました。しかし地方空港の良さはあります。

①比較的気軽に車で行ける。
私のように上越在住ですと、新潟・富山・小松が選択肢になります。同じ日本海側の空港なので、山越えの必要なし。
③空港が小さいので移動が楽。
何といっても地方空港は小さい。だから移動が楽なんです。第一ターミナルだ、南ウィングだと分かれていませんから、わかりやすいのです。
③人が少ないからゆったり。
利用客が少ないので全体的にゆったり。ただし夏休みや年末年始はそれなりに混むはずですが。

また少ないのは利用客だけではなく、空港や航空会社の職員も少ないので、チェックイン開始は遅い傾向にあります。でもそれほど問題ではありません。飛行機が小さいので、お客さんも少ないから。

アジアのハブ空港経由で行く

多くの地方空港からは、韓国の仁川空港や台湾の桃園空港へ直行便が出ています。それらの空港からヨーロッパや東南アジア、オセアニアへ飛ぶのです。乗り継ぎが一回ならOKじゃないですか。

ただし乗り継ぎ時間が長い場合は、トランジットホテルに泊まることになります。仁川も桃園も空港内にトランジットホテルがあります。私は両方の空港でトランジットホテルに泊まったことがありますが、外に出なくて良いので大変便利でした。

台北桃園国際空港

乗り継ぎ時間が長い場合はいったん入国し、軽く観光を楽しむ事も出来ます。乗り継ぎルートのおまけ付きだと考えれば楽しみが増えます。

私は小松空港から夕方発のエバー航空で桃園まで飛び、そこから乗り継いでシンガポール・クアラルンプールに飛んだことがあります。チケットの値段もお手頃で、飛行は快適でした。

こじんまりと旅立ち、大いに楽しむ!

いろんな国の飛行機の離着陸やショッピングを楽しむことは、やはり大きな空港にはかないません。しかしわざわざ都会の人ごみをくぐって成田や羽田に行かなくても、地方空港からでもしっかり遠くまで飛ぶことができます。

ただし乗り継ぎに時間がかかることが多いので、ゆったり旅をする場合に限りますが。

絶対に大きな空港からでなければ海外旅行に行く気分になれない、という方は別です。そうでなければ、「地味~な小さな地方空港から出発し、現地での旅行は多いに楽しむ」という方法はいかがでしょうか?小さな飛行機もいいものですよ、ギューギュー詰め感がなくて(笑)。

最近は地方空港の楽さを実感しているので、できれば地方空港を利用したいと思っています。もちろん大空港の賑わいも好きなので、その時々で地方空港と使い分けています。

地方からの海外旅行は地方空港から

日本には小さな空港がたくさんあります。放っておいていい訳がありませんよね、もったいない。国がやたらと小さな空港をあちらこちらに造り過ぎたということもあります。かといって成田なんかのアクセスの悪さはもう~(以下省略)。

できれば地方からの海外旅行は地方の空港から出発できるのが理想です。成田や羽田だけが空港じゃない。

地方の小さな空港から抜け出す道をもっと探したい。

これからも自分なりに地味~に研究?していこうと思います。

あなたも良い旅を!

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