さくらを漬ける

すぐ近くにある公園の桜はもう葉桜。しかしわが家の桜はこれからです。ピンクの八重桜が咲き始めました。

八重桜はソメイヨシノよりも色が濃いので、たった一本でも存在感があります。ちょうど五~六分咲きといったところでしょうか、これから見頃なのが嬉しいです。

今日はこの八重桜の花びらを目当てに姉が来ました。桜の塩漬けを作るのだとか。

桜やまとの塩漬けといえば、婚礼などのおめでたいときに出される桜湯を思い浮かべます。姉は桜おこわを作るのだと言っていました。

そういえば「やまと尼寺精進日記」の音羽山観音寺では桜飯を作っていたのを思い出しました。そこで自分でも作ってみたくなり、姉と一緒に桜の花摘みをすることになりました。

桜の塩漬け用には、色も香りも良い七分咲きの桜が良いそうです。今日がそのちょうど良いタイミングだったのです。

まだ完全に開く前の花を摘むのはもったいない気もしますが、それが食べられるとなれば、楽しみが増えるというものです。

桜の塩漬けの作り方はいろいろありますが、私は伯方の塩が提供しているサイトからレシピをもらいました。実はうちの台所にある塩も偶然ですが伯方の塩でした(笑)。桜の塩漬けの作り方

材料はいたってシンプル。桜・塩・白梅酢だけです。姉のように酢は入れないで作ることもできるようです。私は冷蔵庫に白梅酢が残っていたので入れることにしました。

癒しのピンク色
これでやっと100グラム
3日間くらい放置

初めて作る桜の塩漬け。どうなることやら。上手くできたら、尼寺のように桜飯を作ってみたいと思います。

4月29日追記

放置後、ピンク色の汁が上がっていました。

涼しいところで三日間陰干し。

塩を混ぜてジップロックに入れ、冷蔵庫で保存。

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