小林誠司選手を見て~キャッチャーはコミュニケーションの達人?

最近プロ野球にちょっとだけ目が行くようになりました。とはいっても相変わらず野球には全く興味がないからまともに試合は見ていないんですけど。

ただつい最近、ちらっと見たキャッチャーの姿を見て思ったんです。ジャイアンツの捕手小林誠司選手がマウンドの外国人ピッチャーと「話す」様子を見ていたら、ひょっとして彼はコミュニケーションの達人なんじゃないかと・・・。

小林選手だけではなく、キャッチャーという人たちはピッチャーとの意思疎通ができないと仕事にならないんだろうなと、この野球ド素人も最近思うようになりました。

当たり前じゃないかと言われそうですが、キャッチャーって「ピッチャーの球を受ける係り」としか見ていなかったもので・・・💦。でもそうじゃないんだね。

もちろん日本人ピッチャーともジェスチャーで会話するようですが、ここでは外国人ピッチャーとの意思疎通を中心に考えてみます。

表現の色々

自分が言いたいことを相手に伝えるための手段としては、話す、書く、ジェスチャーなどがあります。話す・書くに関しては、お互い言語が理解できなければ意思疎通は無理というもの。

そこで言葉が通じない場合は、手の動きや顔の表情、声のトーンなども含めて、身振り手振りで相手に自分の意思を伝えようとします。それこそ小林選手のようなキャッチャーが、外国人ピッチャーとのコミュニケーションで使う手段なのです。

特に外国人投手には、曖昧な表現はわかりにくいと思います。はっきりした伝え方が求められることでしょう。

餅は餅屋

ジェスチャーで外国人ピッチャーと「会話」をする小林誠司選手。相手はどう考えてもスペイン語圏出身らしきサンチェス選手でした。

小林選手が英語またはスペイン語が特別堪能だとか、サンチェス選手が日本語が上手だとかの情報はないので、おそらく片言の英語やスペイン語、または日本語を交えながらの「会話」なのでしょう。

でもしっかり通じている様子!小林選手はサンチェス選手の肩をポンと叩いたりしながらやっていましたけど。ひょっとしてこのポンが「小林マジック」(笑)?

これはやはり「餅は餅屋」ってことです。下手に通訳を入れるよりも、その道の同業者同士が、たとえ片言でもいいからジェスチャーを交えながら意思疎通を図る方が良いということ。どんな分野においても。

私など野球のルールもろくに知らないから野球の通訳なんてとても無理。日本語でさえも野球のことはよくわからない。

よく中高生の英語教育で「コミュニケーション能力を高める」ことを期待されます。英語そのものの学習も大切ですが、「意思」を伝えようとする「意志」を育てることも必要ではないかと・・・。

みんな表面上だけの英語しか見ていないから身に付かず、意思疎通からは程遠くなってしまうんだな。プラスアルファが足りない気がするんです。

キャッチャーで思い出す交通誘導員の合図

たまたま見たのがサンチェス選手に何か懸命に伝えている小林選手の姿。キャッチャーってあんなにジェスチャーするものなんだと初めて知りました。

ジャイアンツの他の捕手のもじっくり見たことがないから明言できないけれど(野球そのものをよく見ていない💦)、ぱっと見、小林選手の身振り手振りははっきりしていると思いました。また動きが美しい!

今度は大城選手や炭谷選手の姿も観察してみようと思います。それぞれ個性が表れるはずだから興味津々。何だか面白そう~、野球そのものよりもね(笑)。

これで思い出すのが道路工事中の交通誘導員のこと。あれもね、やっぱり上手下手があるんですよ、誘導の仕方ですけど。

運転している側としては「もう~しっかり誘導してくれよ!」といいたくなることがあるんです。誘導する人の手の振り方が曖昧だとこちら分かりませんから!

若い誘導員なんかだと、ちょっと恥ずかしいのかも知れないけれど、手をだらだらさせて、合図がはっきりしないことがあります。反対に年配の男性などは、もうね、本当にしっかり手を上げ下げして誘導してくれますから助かります。実にわかりやすい。

一歩間違えたら事故につながる大事な仕事です。しっかりわかりやすい誘導をお願いしたいものです。

キャッチャーってかっこいい

一般に野球だとキャッチャーよりもピッチャーが目立ちますよね。ヒーローインタビューもピッチャーが登場するケースが圧倒的に多い。キャッチャーって縁の下の力持ちなんですね。大変な仕事だ

でも野球ド素人の私には、キャッチャーの方がかっこよく見えるんです(笑)。

何でキャッチャーはヘルメットを後ろ前に被るんだろうと不思議でしたが、あの上からマスクを被るからなんですね。重装備で夏なんて暑くて大変そうですが、それが仕事だからね。でもあのヘルメットを後ろ前に被った姿が結構好きです、「これから仕事するぞ~!」という感じで(笑)。

実はうちの96才の父親が野球大好きの巨人ファン。だから野球のシーズンに茶の間に行くのが苦痛なんです、テレビ中継がうるさくて😢。何であんな球打ちゲームを3時間も4時間も見ていられるのかわかりません。

令和の今も、好きな選手は「王・長嶋」なんて言うくらいですから・・・96才だからそんなものかなと。

ジャイアンツ(G)には何の義理もない私としては、どこのチームが勝っても関係ないんです。ただGが勝たないと、翌朝の茶の間の雰囲気が悪いのなんの😢。だから一応Gには勝ってもらった方がわが家は平和な朝を迎えることができるというわけです(笑)。

ところでGの一軍キャッチャーは3人。画像で見る限り皆イケメン!

大城卓三選手は、一見じゃがいも君(好み)?だけど、斜め横方向から見た顔がとてもナイス!いい感じ~。

炭谷銀仁朗選手は、ふわふわシュークリームのような髪型にしっかりした顔立ちのこれまた男前!銀仁朗という名前がまた良い~。

小林誠司選手は・・・顔のどの角度から見ても減点なし(笑)! 爽やかな笑顔。女性人気が高いのも頷けます。

まあ3選手ともイケメンなのは確か。マスクを被らせるのがもったいないくらいですが、キャッチャーはあのマスク姿がトレードマーク。顔だけは怪我しないように(じゃなくて全身!)良い試合をして欲しいものです。

さいごに

野球のキャッチャーが外国人ピッチャーと話しているのを見たことから、キャッチャーのコミュニケーション技術の高さに興味を持ったというお話でした。

マウンドでの捕手と外国人投手とのやり取りの様子を、一度でいいから音声付きで流してもらえたらな~なんて思うこの頃です。そうしてもらえれば、もう少しは試合を見る機会が増えそうなんだけれど。

追記:2021年11月14日

ジャイアンツのキャッチャーですが、上記の3人のうち炭谷銀仁朗選手は今年に入り楽天に移籍。

代わりに上がってきたのは若手の岸田行倫選手。頑張れ~!

ということは小林誠司選手がキャッチャーの中では年長さん?ということですね。頑張れ~!

今年のジャイアンツは残念な結果でしたが、来年は元気復活を!

再追記2022年7月3日

何だか不思議です。それも野球にちょっと触れたこのブログが読まれているからです。野球はほとんど見ていない人間が書いた記事なのに・・・💦

タイトルが「小林誠司選手を見て~」だったので、野球、特に小林選手ファンの方が見てくださったのかな、なんて思います。書いた責任上(笑)、数日前のジャイアンツの試合をググッてみたら、その時の動画や画像を見ることができました。

なるほど、わかりました。4月23日の中日戦はジャイアンツの勝利。ピッチャーがシューメーカー選手、キャッチャーが小林誠司選手(途中から)でした。

この時の二人の様子を見て私の記事に興味を持ってくださった方が多かったのかもしれません。野球に無知の人間が書いた方向違いからの記事で申し訳なく思いますが💦。

画像を見る限り、シューメーカーさんも小林さんも、普通に?会話している感じです。特に小林選手は堂々と。

日本人投手相手の時も同様のはずですが、やはり外国人投手相手の会話なので、「いったい小林は何語で話しているのだろう?英語だよね」なんて皆さん思っていたりしませんか(笑)?

そして気づいたことがひとつ。小林選手がシューメーカー選手の目をしっかり見ながら会話していることです(試合中)。これはポイントですね。

特に外国人の方と話すときには相手の顔、特に目を見て話すというのがポイントですから、これ大事。

小林選手がこの辺を研究しているかどうかはわかりませんが、シューメーカー選手に自分の気持ちを伝えようとする意志がしっかりある証です。

ピッチャーとの意思疎通については、どのキャッチャーもいろいろ工夫しているに違いありません。大変なポジションですね。

シューメーカー選手は日本に来たばかりの選手らしいから、日本語での対応はほぼ不可能なはず。ということは小林選手の英語での対応力がけっこう優れているのかも知れません。

決してネイティブ並みの「ぺらぺら英語」という意味ではなく、伝えようとする意志と仕事に対する熱意、責任感のようなものから生まれるコミュニケーション能力という意味です。だから堂々として見えるのでしょう。

外国語での意思疎通の際は、語彙力以前に、一生懸命に相手と意思疎通しようとするエネルギーがあるかないかにかかってくると思います。

「日本人は何年英語を学んでも話せない」はもう耳にたこができるほど聞いてきました。たくさん難しい単語を知っているのに~。

大切なことは、自分が知っている限られた言葉で相手に話しかけていくことです、堂々と(専門的なことは別)。私、最近地味~にその訓練やっています。

小林選手の場合は英語の野球用語をフルに使いながら、ということかな?もちろんそれ以上に英語を使いこなせる土台が備わっている可能性もありますが。謎のキャッチャー(笑)?

いずれにしても大勢の観客が見る中でプレイをする選手たちは、からだを張って仕事しています。英語が苦手だからとおどおどしていては仕事になりません。勝負がかかっていますしね。

テストや検定など、何かと評価されがちな英語学習者。そのせいか、いざとなると委縮してしまったり~。もったいないですよね。もっとのびのびといきたいもの。

ひょっとして外国人選手への小林誠司選手の意思疎通の様子は、参考になるところがあるかもしれません。世界中に友だちが増えるかも・・・(笑)。

人種を問ず、胸を張って堂々とコミュニケーションができたら楽しさ倍増!

 

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