ショートヘアですが、もうボサボサで我慢の限界。ついに美容室へ。でも今回はいつもと違う美容室に行ってみることにしました。ちょっとドキドキ・・・。
いつも旅行に出かける一か月位前に、美容室で髪を切るのが習わしとなっています。ところがこの春はのんびりしていて、台湾行のときは髪を切らずに出発。まあそれほど気にならなかったからですが。
その二週間後のマカオ行のときは、さすがに髪を切りたくなり、出発一週間前くらいにいつのも美容室へ駆け込みました。
ところがドアの前に張り紙が・・・「お客様には大変ご迷惑をおかけしますが、しばらくお休みをさせていただきます」という内容。近所の人の話によれば、その美容師さんは病気で入院されたとか。４月の花まつりには、いつものように元気な姿を目にしたのですが・・・。
「しばらく」ということですが、再開はいつになるのかわかりません。もう少し待ってみようかとも考えたのですが、もう髪の毛がバラバラ状態で我慢の限界に。ついに別の美容室に行ってみることにしました。そこも徒歩圏内。
東京に住んていたころは、いろんな美容師さんに切ってもらっていました。カットモデルもしたことがあります。いろんな美容室を楽しんだものでした。
ところが地元に戻ってからは、家から一番近い小さな美容室でカットしてもらっていました。歩いていけるので便利ですし、美容師さんの腕も悪くはない。わざわざ遠くに行く必要がなかったから。
私の住むところは何もない住宅地ですが、美容室だけは徒歩圏内に何軒もあります。いつもの美容師さんは６０代半ば。彼女が美容室を閉める日もそう遠くはないはず。次の美容室を決めなければとは思っていましたが、その日は突然やって来たのです。
だいたい次の候補は決めていたのですが、初めて足を運ぶとなると、ちょっと不安があるものですね。東京にいた頃は、特にそんなことを感じなかったのだけれど。長い間同じ美容師さんにカットしてもらっていたからでしょう。ここらでちょっと違う美容室に行ってみるのも気分転換になるはずです。
歯医者さんの帰りに、散歩がてらお目当ての美容室まで行ってみました。すると私の一足先に店に入ったお客さんがいました。何とこの方も「初めてのお客さん」でした。偶然です！
午前１０時を過ぎた頃でした。平日のこの時間帯は、それほどお客さんが来ないのでしょう。旦那さんが外で草取なんかしていました。奥さんも雑務で近くに出かけていた様子。
旦那さんが急いで店内に入ってきて、私の前のお客さんのカットをスタート。５分ほどして奥さんが登場。私のカットがスタート。ご夫婦で営んでいる美容室でした。
もちろん緊張することもなく、始終リラックスムードでカットは終了。いろいろと雑談をしながら、帰り際に私は「すみませんね～仕事（草取り）の邪魔をしてしまって・・・」といってハタと気が付き言い直しましたよ、「あっ、こっちが本業だった！」とね。美容師さんたちも爆笑。
「本当は草取りじゃなくて、髪を切りたかったんですよ！」と旦那さん。そりゃそうだよね～（笑）。
お陰で頭もスッキリ、気分もスッキリです。
これでいつもの美容師さんがお休みでも、カットしてもらえるもうひとつの美容室を見つけました。でもね、できればいつもの美容師さんには復活していただき、せめてもう一度カットしてもらえたらいいな～。