今日は秋晴れ、貴重な一日でした。上越地方は、明日から一週間くらいはずっと曇りや雨らしいので、今日のうちに家庭菜園の仕事をしておき正解でした。
雪国では、これから秋そして冬に向かっては晴天が貴重な時間になります。外作業をする人たちは、お天気と相談しながら行います。もちろん晴天が圧倒的に少なくなる季節なので、仕事によっては荒れた天気でも行う必要があります。
それでもできるだけ晴れた日に外仕事を終わらせてしまいたいと思うもの。何といっても秋晴れの日は気持ちが良いのでね。
ということで私も今日の午前中は、家庭菜園で少しばかり汗を流しました。夏中よく働いてしてくれたナスを抜き、そのあとに石灰散布。
またわが家の菜園の一部分をお貸ししている近所の方も来て、一生懸命玉ねぎ畑を耕していました。みんな青空の日には、庭や畑へと繰り出したくなるんですよね。
先日の台風の影響で倒れた小さなバラを起こして支柱をしたり、飛んできた杉の葉を集めてごみ袋に入れたりと何かと雑務もありました。千葉県などの甚大な被害のことを考えれば、無いに等しい労ではあります。
自然というのは人間のことなど完全に無視して暴れ狂います。全く手に負えません。手加減というものを知らないから困りもの。もっとも人間も自然の意思を無視して破壊してきましたけれど・・・。
それでも自然と人間とでは力の差が大き過ぎます。台風よ、もうこれ以上この小さな島国の上空で暴れまわることのないように!という思いで空を見つめていた先週末。
ところが今日のような爽やかな青空を見ていると、これがずっと続くような錯覚をしてしまいそうです。しかし現実はそうもいかず、冬は刻々と近づいてきます。畑もナスやキュウリが消え、白菜や大根に交代です。
わが家の家庭菜園は、今年もブロッコリー・大根・五月菜を育てます。ブロッコリーはホームセンターで買ってきた苗を植え、大根と五月菜は種から育てます。
ぱっと見、今のところ一番よく育っているのが白菜です。でもこれはもう一人別の近所の人が、やはりうちの庭の一部に植えたもの。彼女はまだ若いのに手際も良く、上手に植えるものだと感心したほどです。
わが家の家庭菜園は、育てる野菜の種類が少ないので(積極性に欠ける)、結局畑のスペースが少し余るのです。そこが近所の人の目に留まり、その人たちが利用してくれるというわけ。草を育てておくよりはいいからね。
天気予報では明日はもう曇り。次の貴重な秋晴れはいつかな。