昨日は月に一度のNHKEテレ番組「やまと尼寺精進日記」の放送日。私のずぼら生活修正の日です。今月は「弥生 ほろ苦ピリリ春が来た」でした。
野や畑に次々と姿を現してきたノビルや高菜を使った料理。ノビルに至っては、「食糧難」にでもならなければ食べない、と麓の潤子さんがいうほどの「草」。でもご住職の手にかかれば、美味しい一品料理の出来上がり!潤子さんからも美味しいとのお言葉が~。
毎回「旬をいただく」というお寺の姿勢が、私のだらけた心をシャキッとさせてくれます。私の地域ではまだノビルは出ませんが、フキノトウが出て、すでに花が開いています。
育ち過ぎたフキノトウの茎を食べるのだと、以前近所の方から聞いたことがありました。そこで早速わが家の庭に生えたフキノトウを採ってきて調理することに。でもさっとゆでた方が良いのかどうしようか迷ったので、近くの料理名人に聞きに行きました。
意外にも簡単!フキノトウは花を取った茎を細かく切り、そのままフライパンで軽く炒め、そこに味噌と砂糖、酒を入れて混ぜて終わり。ほろ苦いフキ味噌の出来上がり!
フキノトウの花は天ぷらにしました。庭の片隅にあったヨモギも採ってきてこれも天ぷらです。今夜は天ぷらの予定ではなかったのに、天ぷらに・・・。
本当は天ぷらの後片付けが嫌でね~。でも尼寺ではしょっちゅう天ぷらなど揚げ物を作っておられます。そのせいか番組を見た後数日間だけは、天ぷらでも頑張っちゃいます。
炒めすぎると色が悪くなるので、あくまでもサッと炒めてください。なお調味料はお好みで適量を。ただし味噌は少な目でスタートした方が無難です。私は最初、味噌と砂糖を1:1で適当に混ぜたら味噌が効き過ぎました💦。味噌は半分で十分だったようです。味を見ながらが進めてくださいね。
「春の味」を楽しむことができました。ほろ苦さは冬の間眠っていた「身体を目覚めさせる春の味」なのだそうですよ。
ご馳走様でした!
やまと尼寺精進 如月
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