6月に入りました。私には毎年この梅雨の季節になると行う作業があります。笹取りと梅仕事です。今日の午前中、二軒の家に行き、笹と梅をそれぞれ分けてもらいました。家に帰ってからがまたひと仕事でして・・・。
笹はひし巻き(ちまきという地域もある)用。毎年姉宅で、知人に頼まれた分も含めて500~600枚の笹をもらってきます。放っておくにもかかわらず、とても大きな笹が育つ姉宅の屋敷で、必死に数えながら笹取りをします。
途中で数がわからなくなったりして、それでも取り続けて、嫌になったところで切り上げました。今日は暑かったので、ちょっときつかった~💦。
この笹を家に持ち帰ってからが大変💦。知人用のはそのままビニールの袋に入れて冷凍庫へ。一方自宅用の300枚ほどの笹は洗って冷凍します。この洗う作業が大変なんです。
以前は知人用の笹も洗ってあげていましたが、今ではそのサービスは省略させてもらっています。何百枚もの笹洗いは退屈のひとこと。
葉の裏側には小さな虫の卵が付いていたりするので、一枚一枚スポンジでこすって洗います。もっと簡単にざっと洗うだけでも良いのかもしれませんが、一応しっかり洗います。この辺はわりと丁寧?
この笹洗いが大嫌いだけれど、ひし巻きを食べた人から美味しかったと言われるとすべてクリア~(笑)。
梅は親戚の家から安く分けてもらいました。以前豊作だった時にもらった中梅がとても食べやすくて気に入ったので、今年はこちらから売ってくれと頼んだのです。かなりおまけしてもらいました。
わが家では毎朝梅干しを食べているので、毎年今ごろになると足りなくなってしまいます。そこで今回は多めに漬けてみようと5キロ頼んでおきました。
多少の不安はありますが、ここ数年ようやく梅干しらしいものができるようになったから、何とかなるでしょう、たぶん。
母が亡くなった後、梅の産地群馬に住む叔母から梅を送ってもらいました。それも梅を漬けて送ってくれていたので、こちらは食べるだけ。それはもう楽ちん!
しかしその叔母も亡くなってしまったので、漬物初心者の私ですが、隣のお寺の奥さんに教えてもらいながら、梅仕事をやることに。
そのお寺の奥さんの教えですが、私を見てか・・・「スーパーで袋入りのしそ漬けを買ってきて、裏に書いてある説明通りにやれは簡単にできるわよ」でした(笑)。奥さん自身は漬け物には力が入っており、いろんな漬け方で上手に漬けておられます。
確かに袋入りのしそ漬けは便利です。それでもカビが生えたりして手こずることがたびたび。しかし数年前に姉から聞いて酢を入れて漬けるようにしたら、ほとんどカビが生えなくなりました。酢は偉大です!
笹の香りも梅の香りも大好きです。6月の作業が始まりました。