ユリが咲きました。今年はあまり期待していなかったのですが、よかった~。
蒸し暑いこの季節、切り花にしても数日でぐたっとなってしまう花が多い中、ユリは何日たってもしっかりしている、タフな花です。しばしバラを忘れてユリのファンに転向するのがこの季節。浮気者(笑)。
バラに心が行っている間、おとなしく開花の準備中っだったユリ。バラがボロボロ?になるころ、凛として咲き始めるのがユリの花。したたかな花かも・・・。
ユリの花は大きすぎて好きではない、という人もいます。これって私が、ジャーマンアイリスは大きすぎて好きじゃない、のと似ているかもしれません(笑)。本当に好みは十人十色。
うちのような雑草園ですと、この季節は雑草がすこぶる元気で、そこらじゅうが緑に覆われています。そのなかですっと立っているユリの花は格別。ライバルがいないから目立つ?というのもあるけれど・・・。
私の場合、ユリは切り花用にと育てています。ユリが玄関に飾ってあると豪華な気分になれるから。
豪華といえば花束・・・。
東京にいたころのことです。友人の新居を訪問するときに、バラの花束でも持っていこうと思い花屋さんをチェック。しかし思うようなバラもないうえに、一本が高価💦。
ある程度のボリュームのある花束にするには、5本や6本では格好がつきません(ちょっと見え張って大きな花束にしたかった)。散々迷った結果、バラは諦めて代わりにユリの花束にしてもらいました。5~6本でもけっこうボリュームある花束になりました。
ユリはお財布にも優しい花でした。
夕方、友人宅に行くバスの中、必死で大きなユリの花束を抱えいたのを思い出します。ちょうど帰宅帰りの乗客で、そのバスはかなり混み合っていたからです。
友人宅に到着し、彼女宅のリビングにユリをど~んと活けさせてもらいました。
ところで私が住む新潟県は、ユリ(切り花)の一大生産地なのだとか。特に魚沼市が最大産地です。
魚沼といえばコシヒカリ、ですよね。でもユリの生産も盛んだとは・・・豪雪地帯ならではのメリットがあるようです。
豪雪地帯では、雪のない地方に比べて出荷時期が遅れるのが幸いしているようです。雪のない地域からの出荷が終わったころに出荷できるということがメリットなんですね。
時差出荷?とでもいいますか、雪のメリットもあるもので、少し嬉しいな。
↓こんなところがあるなんて知らなかった!
魚沼市観光オフィシャルサイト
最後にわが雑草園からのユリをご紹介。
去年の秋に取り寄せた球根。植えるまで放置して置いたら、なんと腐ってしまって~。不覚でした💦。その反省を踏まえ、今年はすぐに冷蔵庫で保管します。
数年は球根の植え替えをしなくていいのがユリの良いところです。ずぼら園芸家には最高~。今年上の画像のように咲いてくれたのは、おそらく昨年か一昨年に植えたものに違いありません。去年はほとんど腐ってしまったわけだから💦。
ユリは植えてから翌年以降の方がよく咲くらしいので、来年も地植えのまま放置で良さそうです。ただ調子に乗って何年も放っておくと、生育が悪くなるから要注意。気を付けないとね(自分)。
春バラが終えた後、じわじわと庭でアピールしだすのがユリ。その香りと優雅な姿で玄関先を飾ってくれます。もちろん庭でもしっかり存在感を出しながら立っているその姿は頼もしい。
蒸し暑くてもブレないその姿・・・ユリは偉い! そうつぶやかずにはいられません。この秋も少し植えようかな。
百合は、1輪でも凛としていて、薔薇より好きと言う知人がいますが、私は両方好き❣️
ま様
私も両方好きですよ。ただユリは剪定とかしなくていいし、手がかからないのが良いですよね。でもバラの香りは魅力だからね。
好きなものは多いに越したことはない、と思います。
今年の秋はまた少し球根を買いたいと思います。