隣のお寺の奥様から小さな土産を頂きました。北陸みやげの羽二重餅です。
旅仲間との二人旅で、永平寺まで行かれたとか。羽二重餅の小箱を媒体に、楽しそうに旅の話をしていかれました。
私も来年は永平寺に行ってみようかな~。プチ土産でこちらの旅心もくすぐられたようです。
ほんの気持ち
お寺の奥様からは度々お土産をいただきます。しかしそれが大きすぎず、二人暮らしのわが家にはありがたいのです。いわゆるプチ土産で、もらったこちらも「食べきれないよ~」なんていうプレッシャーがないので助かります。
土産のことを考えると気が重い、などということをよく耳にしませんか?こんな習慣無くなればいいのに~なんて声まで・・・。
実は私自身、土産を買うことに悩んだことも気が重くなったこともありません。おそらく「義務感」の欠如?💦。
そんなに土産に悩んだり買いたくなかったら、土産なんて買わなくていいんじゃないの?そんな法律もないし~。
「でもそうはいかないの」という声が聞こえてきそうですね(笑)。
すべてにおいて感じ方は十人十色。ただ旅行は楽しみに行くもので、悩みに行くものではない、ですよね。土産物屋を冷かして歩くのも楽しみのひとつですし。
義務感の欠如した私のような人間ですと、本当に大した土産は買ってきません。だから誰も私に土産を期待してはいない模様。
親しい友人へのお土産に至っては、マグネット一択化している今日この頃です。小学生じゃないけれど、大人だってマグネットで対応。冷蔵庫にでも張り付けておいてもらえればOK。嫌ならごみ箱にどうぞ。小さいから扱いが楽だよね?
私個人は自分にもマグネットを買ってきて楽しんでいます。もちろん頂いたものもね。
私の場合、遠くへ行けば行くほどマグネット土産になっていきます。また親しい間柄ですと、無料でもらったものをお土産としてちゃっかり渡したりもします。
たまにビジネスクラスに乗ったりして貰うアメニティーもそのひとつです。特に香りの良いハンドクリームとかね。嫌な顔せずにもらってくれる相手厳選ですけれど。
そういえばこちらが頂いて大変重宝している小さなお土産があります。
お隣さんからいただいたエジプト土産の小さな皿。ツタンカーメンが描かれていて私のお気に入りです。うちではつまみ入れとして大活躍。とても使いやすいんです。
この小さな皿を大事そうに持ってきてくれた隣の奥さん。センスがいいんです、服もインテリアも。そして土産も?
こうして旅行に行った者同士は「ほんの気持ち」をお土産として渡す程度にしていると楽です。
仕事関係へは
旅先で土産を買うのは、何も日本人だけではありません。
日本に来たイギリス人大学生のひとりは、ガールフレンド用にと手作りの日本製バッグを買っていました。
ただ職場など仕事関係に土産を買うというのは、日本人独特かも知れませんね。それを負担に感じる人が多いのではないかと思います。
そういえば私も会社員時代に、旅先から職場へお土産を買ってきました。国内だと饅頭なんかの菓子ひと箱。海外だとチョコレートひと箱。そんなもんです。あのころはお互いにそんな感じでした。
でも私は義務感とか負担を感じた記憶はないのです。だって自分がいないときにフォローしてくれていた同僚へのちょっとした感謝の気持ちだから。ほんとうにちょっとしたものでしたけれど💦。
なお旅先で土産を買えなくても、特に海外旅行の場合、日本の空港や駅で買ったお菓子などを職場の土産にするのもありだと思います。かえってその方がみんなの口に合うはずです。
海外土産の微妙な味の食べ物よりも、日本国内で買ったお菓子などの方が安心ではないでしょうか。いずれにしても「私の旅行に協力してくれてありがとう」の気持ちだからです。
それでも悩ましく感じる場合は、義務ではなくて、同僚への「感謝」に重きを置けば少しは納得いくのではないでしょうか・・・嫌な上司なんかにでも(笑)。
さいごに
せっかく行った旅行先で、お土産に頭を悩ませるなんて残念なことです。土産の基本は自分があげたいと思える人たちに買う、です。
つい最近頂いたお土産をきっかけに、お土産はやっぱり嬉しいものだと素直に感じました。
もちろんたま~にハズレもあるけれど、やっぱり気持ちが嬉しいですよね。だから自分も気持ちをあげたいと思います。
あっ、もちろん好きな人にあげる、が基本ね。