最近、偶然ですが黒柳徹子さんの動画を発見しました。「徹子の気まぐれTV」です。話し相手、といいますかエスコート役はオートクチュールのビーズ刺繍デザイナー田川啓二さんという方。
徹子の気まぐれTV
徹子さんの衣装の華やかなこと!田川さんデザインのものが多いようです。
その華やかなドレスですが、とにかく明るい色使いで見ているこちらも元気になるります。服の色って着る人だけではなく、それを見る人にも影響を与えるものだと実感するこの頃です。
あなたは今何色の服を着ていますか?私は・・・黒。黒も嫌いではないので。
正直いいますと、私自身は着る物には実に無頓着でここまで来てしまいました💦。汚れていなけりゃ良いし、嫌いな色やデザインでなければ誰かのお古でもOKな人間でした。今も大して変わりません。
ただ最近感じるのは、年をとればとるほど明るい色を着たほうが良いということ。
もちろん個人の好みもあるでしょうが、遠慮して?敢えて暗い色を着ることはないですよね。
日本の高齢者の多くは、黒や茶、グレーといった暗い色(落ち着いた色)を着ていることが多いようです。とても華やかな服を着ている方もたま~にいらっしゃいますが。ほんとうにたま~になので、すごく印象に残ります。
20代の頃、仕事間系で仲良くなった年上の知人から黒いセーターをもらったことがあります。なぜそれを着ないのかと尋ねると、「年を取ったら黒なんか着ると、余計に年取って見えるから」と彼女。
あの時はいまひとつピンとこなかった私。今はあの時の彼女の言葉がよ~くわかります(笑)。
当時(40年ほど前)は日本に旅行に来ていた外国人のおばあさんたち(特にアメリカ人)が、赤やピンクの派手な服を着ている姿をよく目にしました。
ド派手なおばちゃんたちだな~、寂しいからあんなに明るい服を着ているのかな?なんて思っておりました。ちょうど今の黒柳徹子さんの衣装を少しシンプルにした感じの明るい色の衣服です。
よくスタイリストとか美容師の方たちが黒い服を着ていますよね。あの人たちはお客さんを引き立たせなければいけない立場だから、というのも理由の一つだと思います。それにああいう職業の人たちが着ると素敵に見えるんですよね。
ただお葬式でもないのに、普通の老人が暗い色の服を着ていると、何だか毎日お通夜という感じになりませんか?
何といっても年を取ると顔が寂しくなるから、服まで寂しくなると真っ暗!
黒を着こなすって結構難しいかも知れません、特に高齢者には。ただしワンポイントでキラッと光るアクセサリーなんかがあると、ぐっとお洒落に見えること間違いなし。
色と人の気持ちは深い関係があります。高齢者が明るい色の服を着るというのは、自分を元気づけるという意味でも決して悪いことではありません。また道を歩くときでも、明るい色の服を着ているほうが安全度が高くなるはず。
車の運転していると、高齢者はもっと目立つ色のジャケットを着てほしいな、自分も来るべきだな、などと思わずにはいられません。道路では高齢者は目立たなければいけません。動きが鈍るから、せめて色で存在感をアピールです。
私は昨年末、パーカーを買いました。オレンジです。
今までは紺などが多かったのですが、今回は暖かい気分になりたくてオレンジを選びました。ながめていると心までポカポカするので正解!
それに雪の結晶の形をしたブローチを付けたところ、近所の小学生に「きれい~」といわれて気分上々(笑)。
また色彩に関しては食事にも言えると思います。ブロッコリーの緑、ニンジンのオレンジ、トマトの赤、大根の白などが集うカラフルな食卓・・・元気が出そうです。見た目は大事。食欲にも影響します、私の場合ですが。
また色どりが豊富な野菜が使われているということは、ある程度のバランスが取れているともいえるでしょう。
久々にみた黒柳徹子さんが、お花畑の中にいるような衣装を着ておられたのが印象的で、人と色のことをふと考えてみました。
今の黒柳さんが真っ黒な衣装に包まれて出演したとしたら・・・。う~ん、でもキラッと光る大きなアクセサリーをどこかに着けて現れることでしょう。まあ真っ黒な衣装は考えられませんけどね。お花畑万歳!
冬はできるだけ暖かい色を着たいし、目にしたいものです。
じいちゃんのセーター
私もクローゼットの中を点検してみました。
モノトーンでした。
春には明るい色で、気分一新をはかりたいです!
ま様
はい、明るく参りましょう!
ヒグ