バラの季節です。いつもはスカスカの庭ですが、咲き始めたバラが彩を添えてくれます。
雑誌に載っているような、バラで充満した庭とは程遠いわが家の庭。それでもこの季節になれば、色とりどりのバラで少しだけ華やぎます。バラって存在感がすごくて、ついカメラを向けてしまいます。
この赤いバラは誰かにもらったもので、名前はわかりません。でもすごく丈夫で育てやすく、何度も返り咲きをしてくれます。見事な赤です。
カジノというバラです。爽やかなレモンイエローの大輪の花。たっぷりとしたカップ咲きの花びらから漂うフルーティーな香りが何ともいえません。花びらがたくさんで重たいので下向きに咲きます。
カクタス。最初に買った白バラです。香りはないけれどルックスが良いバラ。かっこいい花びらです。
パット・オースティン。私の好きなティーの香りがします。これも下向き加減に咲きます。
シャリファ・アズマ。わが家のバラの中で最もひいきしてしまうバラです。13年前に母屋を改築した際、玄関先に咲かせたいと思い、岐阜のバラ園から小さな新苗を取り寄せました。
何とも言えない優し気な色と期待した通りの爽やかな香り。大好きなバラです。
挿し木で育てたオールドローズ。名前は不明。わが家で唯一のつるバラですが、アーチにもしてもらえず、ただ放っておかれてます。バラらしい香りとでもいいますか、とにかく良い香りです。すごく丈夫!
ゴールデン・セレブレーション。豊かなティーの香りです。グラハム・トーマスが逝ってしまった後、黄色のイングリッシュローズの代表を務めてくれています。
マヌー・メイアン。最初のころ、玄関先は白いバラだけだったので、少し明るさを求めて選んだのがこのバラ。色も形も気に入っています。香りはなし。中輪のはずが、全開するとこんなに大きくなります↓。
ヨハネ・パウロ二世。純白。素晴らしい香りがします。白バラはどうしても花びらが茶色くなってしまったりして、なかなかきれいに咲いてくれません。このバラ(わが家の)は春よりも秋の方がきれいに咲きます。でも今年の春はわりときれいに咲いています。
おまけ:宿根アマ。期待せずに蒔いておいた種から育ちました。ブルーが爽やかでお気に入りです。
バラは難しいと思われがちですが、木は意外と丈夫です。私など春先と花後のお礼肥を与える程度ですが、毎年咲いてくれます。完璧を目指さないので、いまのところこの程度で満足しています。今年ももうしばらくバラが楽しめそうです。