海外旅行用のスーツケースは何色をお使いですか?
荷物のターンテーブルから出てくるいろんな色のスーツケース。ブラック、シルバー、ダークグリーンなど、なかなかシックで素敵ですよね。そんな中に、ちょっと派手な色のスーツケースがあったりします。あんなの絶対持ちたくない、などと思ったりするかも知れませんね。どうせ持つならかっこいいものが良いですし。
しかしそのちょっと派手で変わった色のスーツケースにもメリットがあることを、つい最近実感しました。
先日の旅行には父のスーツケースを借りていきました。機内持ち込みサイズのショッキンググリーン?です。
何年か前に買った安物ですが、けっこうあちこちに連れて行きました。壊れそうで壊れない、頼りなさそうで頼れる小さなスーツケースです。
何時壊れても不思議ではない安物のスーツケース。それがね、予想外にも優秀ったんです。
荷物が目立つということ
旅先ではあまり目立たない服装の方がいいとよく言われます。しかしスーツケースに関してはその逆なんですよね。
スーツケースの色は目立つ方が良いと、他の方も言われていましたが本当でした。
目立つ色のスーツケースだと盗難にあいにくいといえます。というのも目立つ色の荷物を盗んでいると目立つから。ドロボーは目立つことは嫌いだと思います。
また到着後の荷物のターンテーブルで、自分の荷物を見分けるのが楽なんです。これは大事なポイントです。けっこう荷物の取り間違いがあるようですから、気を付けなければいけません。
国内線利用時での話ですが、鞄を自宅に持って帰ったら中身が全然違っていた、という知人がいます。同じバッグだったので取り間違えたのです、どちらかが先に。その後の手続きが大変だったことでしょう💦。
早く出てくる?
これは確約できません。しかし今回の旅では往復とも、ターンテーブルに現れたのが早くてびっくり。priority タグが付いたビジネスクラス客の荷物のすぐ後に、私の(父の)小さな緑のスーツケースが出てきたではありませんか。何だか申しわけないくらい💦。
最近は旅支度でもミニマリストが増えて、機内持ち込み荷物だけで旅立つ乗客も多いようです。ロストバゲージや到着後の荷物待ちを回避するには預けない方が賢明ですしね。
しかし私はいつも荷物は預けてしまいます。ロストバゲージになっても良いという覚悟を決め、一泊分の着替えをもって機内へ。
機内持ち込み荷物が多いと荷物入れのスペース探しに苦労しますよね。乗り継ぎ時間が少ないとき以外は、小さくても預け荷物にしてしまいます。
また乗り継ぎ時間が長いほど手荷物は少ない方が良いと思うのです。私のように空港を探検するのが好きな場合、スーツケースを引っ張りながら歩き回るのは嫌なんです。荷物が煩わしくてね。
けっきょく
スーツケースの色なんて、最終的には自分の好きな色を選んで気分よく旅ができれば良いのです。また逆に好きな色ではないけれど、目立つ派手な色を選んでそのメリットを取るのもひとつ。
若い時はかっこよさに憧れたりもしましたが、便利性を優先してしまう今日この頃です。
どうかロストバゲージに遭うことなく、良い旅を!