今日は午前中よく働きました、自分としては。ずっと気になっていた家庭菜園を耕したのです。冬野菜の種まきや苗を植える準備をする時期がきていたからです。
隣の家ではもうとっくに大根の種をまいた模様。少し焦りました。いつもわが家の大根の種まきは遅いので、まだ大丈夫だとは思います。でももういいかげんに畑を作らねばと、重い腰を上げたというわけです。
ということで今日は朝9時から11時半まで、耕運機で菜園を耕していました。春以来の耕運機使用ですから、うまくエンジンがかかるか心配でした。なにせ前回のときは、全くエンジンがかからず。クボタの人に来てもらい修理してもらったという始末。
しかし今日は無事にエンジンがかかり、労働がスタート。今回は土に適度な水分が含まれていたので、わりと耕し易くて助かりました。うちの菜園の場合、土が乾きすぎているとカチカチになり、耕運機がとても使いにくくなります。
耕した後は畝作りです。これも耕運機でできるのですが、家庭菜園程度の畝ならば鍬で作った方が簡単です。七畝を作り本日の労働終了!汗だくでした💦。今日は風が爽やかな良いお天気でしたが、けっこう気温が上昇しましたからね。
久しぶりの野外作業で汗を流しましたが、気持ちはすっきりした感じです。たまには体を使って汗を流すのも良いものだと実感。ただ私の場合、あくまでも腰が痛くならない状態でということですが・・・。
現代社会ではいわゆるホワイトカラーの仕事を好み、ブルーカラーの仕事を避ける人が多いようです。どちらの分野でも働き過ぎては体を壊します。ただどちらかといえば、ホワイトカラーといわれる仕事の方が、ストレスが溜まりやすいでしょう。
もちろん肉体労働も、その環境によっては大きなストレスを感じるはずです。しかし体を張って仕事をするということ自体は肉体疲労が大きいため、寝つきが良いのではないでしょうか。
一生懸命働いて汗をかいた後に飲む冷えたビールの美味しいこと~とは隣人の話。残念ながら私はビールがちょっと苦手なんですが、冷たいワインなら少々・・。
いつもオフィスワークで忙しい人は、休日には外に出て少しでも汗をかいてみると、けっこう気持ちがすっきりするはずです。なかにはジムに通って汗を流すという人もいるでしょう。意識して体を鍛えているんですね。
いずれにしても時には自分のからだを使ってあげないと、筋力は衰えからだの動きも鈍ってしまいます。
登山好きでよく山に登っていた男性が、怪我で二週間ほど入院しました。彼によると、ずっとベッドに寝たきり状態が続いた後、初めてトイレに行こうとしたら足がフラフラだったとか。
たくましい山男でもそうなんだと驚いたことを思い出します。人間の筋肉はあっという間に低下するのですね。
またIT関係の仕事に就く親戚の若者。彼は肩こりが酷いらしく、実家に帰ってくると、父親から肩を揉んでもらったり体をマッサージしてもらうのだそうです。父親が息子の肩を揉む?なんて逆ですよね。でも今はそんな状態の若者が多いのかも知れません。
そんな孫の姿を見た90過ぎの叔母の言葉を思い出しました。「外に出て体を使って働かないからそうなるんだ!」とね。まあ、ずっと農業をやって来た叔母らしい言葉ではありますが、一理あるのではないでしょうか。
人間はほどほどに自分のからだを使って暮らしていくのがいいのでしょう。そうすることで、日頃溜まった「心の毒」も汗とともに放出することができそうです。
久々に鍬をもって仕事しましたが、今夜は腰が痛くないのが幸いです。晩酌?のたった一杯のワインが効いたのか、心地良い疲労感と眠気が襲ってきました。この辺で失礼します。