先月逝った父ですが、どういうわけかそれと同時にキッチンのごみ箱コーナーのドアが壊れました💦。 人も物もいつかは壊れるけれど、なんだかな~。
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この扉は前からおかしかったけれどついに外れました。
葬儀やなんやらで手も付けず放置。しかし今日思い切って動きました。金具もさびてきたし、この扉はなかったことにします。
ドライバーでねじを一つ一つはずし、この小さな扉を取り外しに成功。
家を新築して19年経ちましたから、ガタが来ても不思議はありません。
扉を取り外した後はカーテン等を下げておこうと思っていました。
がふとゴミ箱に目をやると、別に何もしなくても良いんじゃないか?と思えてきたのです。
何度見ても自分の気持ちは同じ・・・「このままでいいなじゃないか?」と。
実際に使ってみると、何と以前よりも使い勝手がいいじゃないですか!いちいち扉を開けなくてもごみが捨てられるから。
別にモデルルームじゃないので、「見せる」部分があっても全く問題なし。
ということで19年間ゴミ箱を隠してくれていた小さなドアは処分になりました。
処分ついでに・・・靴です。父がずっと愛用していた靴です。
特に革靴は旅行には必ず履いていったもの。履き心地抜群だったようです。こんなにボロボロになるまで履いてしまって・・・。思い出、特に何度もこの靴と一緒に行った旅行は思い出深いものがあります。
がしかし、このまま思い出にふけってボロ靴を置いておいてもね~。処分対象品です。
もう一足。これも父の靴ですが、先述のボロ靴よりも新しく、父にとっては少しは履きにくかったようです。だからどうしてもあのボロ靴を履いてしまっていたのですが。もちろんこれも処分対象物です。
ところがこのことを知人に話したら、「もうそんなことできちゃうんだね!」と驚かれました。
いえいえ、ずっと眺めていると父との思い出が蘇ってきていけません💦。
父と一緒に歩いてくれたこれらの靴に、ありがとう!と心から感謝しながら別れを告げました。
100年の人生完結~父逝く
ゴミ箱の扉の話に戻りますが、あるのが当たり前だと思っていたものが無くなり、かえってスッキリ便利になったというわが家のキッチンコーナー。使う側も少しリフレッシュした気分です。
人も物も形あるものはいつか壊れる。感謝して別れを告げなければね。