今日は大晦日。ついに、とか、とうとう、などと言ってしまいがちですが、これは日本人独特の感情かも知れません。
海外では12月31日には、カウントダウンなどというものがあって賑わうところがあるようです。でもそれが終えたらただの日?です。キリスト教徒が多い欧米ではクリスマスが盛り上がりのピークですから、12月31日には特別な感情がないのでしょう。
ところが日本は違いますよね。その年の最終日はやはりスペシャル。心身、特に心のリセットをする日でもあります。
日本では一年の節目に行うことがいろいろあります。
たとえば大掃除。
家中をきれいにして、新しい年を迎える。ちょうどお客さんを迎える前に部屋を整えておくようにです。
もちろんどの程度やるかは個人差がありますが、忙しいと言いながらも大掃除をする人が多いような気がします。やらないで正月を迎えるのも何だか嫌だ?とかね。日本人として染みついた習慣なのかも知れません。
ちなみに私は大晦日近くになって忙しい思いはしたくないので、11月に入ったころから少しづつ掃除し始めます。
ただし今年の年末は換気扇掃除はスキップ(笑)。
やろうと思っていたけれど、それこそついに大晦日~というわけです💦。正月が終わってからでもできるしね(言い訳)。確か今年の春に一度掃除したような気が・・・。だからまた暖かくなったらやろうと思います、たぶん。
年末年始には心身ともにリセット、といきたいところですが、「身」のリセットは少し遅れますよね。
お正月にはご馳走があるから胃がフル活動。三が日が過ぎ、七日の七草粥でようやく「身」のリセットです。正月のご馳走やお酒で疲れた胃腸をいたわります。
ということで大晦日には、「心」のリセットに重きを置くことになるでしょう。
掃除以外にも、障子を張り替えたり、新しいタオルにかえたりするひとも・・・。いずれにしても「気持ちよ良く」新年を迎えたいということです。
私がよくやってきたのは、新年の計画をノートに書き出すことです。そして実行できたらOK印をつけます。
そういえば今年はあまり具体的に書いていなかったことに気づきました。コロナ禍のせいもあり、「今年は~へ行く」なんてことも書けなかったので仕方がありません。
来年(明日)はもう少し具体的な計画を書いてみようと思います。ブロッコリーをもう少し早く、何月に植える、とか(笑)。この秋は苗を植えるのが遅すぎて、成長する前に雪が降り、小さいままストップ。もっとしっかり計画を立てなければ・・・。
いろいろなことがあった一年。大みそかは心のごみを片付け、清らかな状態で新しい年に入っていく準備を整える日です。
今夜は除夜の鐘をききながら、心のリセットでもしましょうか。