緑が美しい季節です。梅雨になる前にと、ずっと気になっていた萌木の村を訪れました。
緑あふれるナチュラルガーデンは、どこを歩いても穏やかな気分でいられます。緑があるからこそ引き立つ花色。緑はバックダンサー?
いえいえここでは緑が主役。
萌木の村
八ヶ岳は長野県と山梨県にまたがる山岳高原地帯。先日訪れた萌木の村は山梨県北杜市にあります。
ランドスケープザイナーのポール・スミザーさんの監修で、10年の歳月をかけて作られたナチュラルガーデンです。この6月が一番緑が美しいのではないでしょうか。
グループ客への案内役をしていたポールさんの姿もお見受けしました。 自分が持っている本の著者だ~とちょっと嬉しくなりました。 ポールさんはすぐにでも庭仕事しそうな格好でしたけどね(笑)。
入場料は無料。敷地内にはレストランやカフェ、雑貨店などがあり、食事や買い物を楽しむこともできます。また夏には日本でここだけの野外バレエ公演が行われることでも知られています。
詳しくは萌木の村 株式会社
ロックのカレー
緑あふれるナチュラルガーデンを歩いた後、さてどこか近くのレストランで食事でもしよう、となりました。
しかし特にお目当てもなく。村内の人気レストランロックは混んでいそう。でもやはりここに来たのだからロックのカレーは食べてみようか、話のタネに。
ということでとりあえずロックの前に行くと、予想通りお客さんの列が~。
でもあまりあてにならないカーナビであちこち探しまわるのも嫌になり、結局私たちも列に加わることに・・・。
ところが予想に反して人の流れがよく、数分後にはテーブルへ案内されました。基本メニューはQRコードで閲覧ですが、紙のメニューも用意されています。
一番人気のカレーをオーダーしてみました。いろいろバリエーションがありましたが、私はスタンダードのビーフカレー、相方さんはビーフカレーの上にベーコンと卵がのっているもの。ともにハーフサイズにしておきました。
出てきたものは、どう見ても普通サイズ。ハーフサイズにしておいて正解でした。サラダがしっかりついているのが嬉しいです。
肉が苦手な私ですが、ビーフがゴロゴロ転がっていなくて助かりました。美味しいカレーでした。相方さんはハーフサイズにもかかわらず、ベーコンと卵が加わっていたためボリューム満点。かなり頑張って食べたようです(笑)。
このレストラン、試合帰りの中学生?という感じの子どもたちも食事していたところを見ると、地元の人たちも気軽に利用しているようです。
まねではなくて参考に
八ヶ岳の麓にある萌木の村。そこでの植栽と自分の住む地域での植栽は同じにはいかないものです。植物もその土地の気候にあったものを植えなければ枯れてしまいますよね。
でも庭全体のデザインというか、植物の植え方などは参考になるはず。
蒸し暑い日本海側ではかなり生きにくそうなアルケミラモリス。萌木の村では羨ましいほどたくさん育っていました。気候が合うのでしょう、きっと。
なんにでも言えますが、そのまま他人のまねをしても失敗することが多いということです。他人のやり方はあくまでも参考に、ですかね。
バラがほとんど咲き終えたわが雑草園も、それはそれで緑が主張していて(雑草を含む!)悪くはないと思えるこの頃です(笑)。ひとは思い込み次第。
清里駅周辺とカーナビ
カーナビを頼りに進むも目指す萌木の村は見えず~。結局清里駅そばの観光案内所で尋ねることに。
案内所の方曰く「カーナビはダメなんです、この辺」。どうりで💦。カーナビに頼り過ぎはダメですね。当てにならないってこと。
さいごに
訪れてみたかった萌木の村で、素敵なナチュラルガーデンを楽しむことができました。そして宿泊した清里高原ホテルではゆったりとした空間と時間を満喫。翌朝は部屋の窓からうっすらとですが富士山の姿が拝めたというおまけ付き。
やはり緑には目も心も癒されますね。また行きたいコースです。
緑と新鮮な空気、ごちそうさまでした!