妙高のホテルでモーニングティーをしました。赤倉観光ホテルです。初めて行きましたが、人気が高いのが分かったような気がします。
超豪華ではないけれど、クリーンで居心地が良い。スタッフが目立ち過ぎない。そして何といっても妙高の自然がいっぱい。数日たった今もなお心地よい余韻が残っていて・・・こんなことは初めて。何か魔法にでもかかったのかな?
家から車で一時間ほどで到着するなんて、赤倉って近いんだと実感しました。灯台下暗しとはよく言ったものです💦。あなたの近くにもそんな場所があるかもしれませんね。
一度行くと癖になる?
話に聞いてはいたけれど、こんなに心地良いところだとは思わず・・・。あのゆったりとした空気を土産に持ち帰ったかのごとく、言葉ではいえない心の栄養が与えられた思いです。
いつも車を出してくれる相方さんとは、「定期的に訪れたいホテルのカフェだね」と言い合ったほど。
県内にこんなに良いホテルがあるというのは嬉しく誇りでもあります。妙高の自然の中で一段と高いところにある赤い屋根のホテル。また行きたくて仕方がありません。赤倉観光ホテル
さっそく宿泊を想定してサイトを覗くと、今月はもちろん、来月もほとんどの日が満室。リピーターも多いのでしょう。一度泊まったらまた泊まりたくなりそうだから。実際に泊まった人がまた泊まりに行きたいといいますから本当ですね。
私たちが行った平日の午前中。駐車場には県外ナンバーの立派な車がたくさん並んでいました🚙。当然宿泊客なのでしょう。私たちのようにカフェだけ、なんて利用はないですよね、遠くから外車に乗ってきて(笑)。皆さん良いところをご存じです。
そっとしておいてくれるのがいい
ぱっと見ですが、赤倉観光ホテルではあまりスタッフがちょろちょろいないという印象です。たまたま私たちが行ったのが平日だったからかも知れませんが。でも午前10時ごろでしたからチェックアウトするお客さんがいるでしょうに。
いま日本のあちこちでいわれる「おもてなし」の精神が前に出すぎないのがとても良いと思います。少なくとも「放っておいてくれ」という私のような変人にはありがたいのです。
有名ホテル(特に海外)などでは、ホテルに着けばドアマンがいてドアを開けてくれ、ロビーに入ればポーターがいて荷物を運んでくれ、レセプションへ。あちらこちらにホテルスタッフの姿が見えるというのが普通だと思います。ホテルらしい風景です。
でも赤倉観光ホテルはまったく違いました。カフェだけの利用でしたからあまり詳しいことは言えません。が少しホテル内を歩いてみると、静けさが漂う心地よさで満たされているという印象です。76室の小さなホテルです。
ちなみにカフェ利用だけの県内客がオーダーしたのはケーキセット。一人1,155円(税込)! ホテルのカフェでこの価格。それも窓一面に見える素晴らしい自然のサービスつき!感謝です。
ケーキは併設のベーカリーにある各種ケーキから選べます。ベリーなどがのっている綺麗なケーキも良いのですが、不器用な私など即崩してしまいそうだからやめておきました。選んだのはアップルパイに紅茶。相方さんもアップルパイとハーブティー。
私はアップルパイが大好きです。甘酸っぱい紅玉とシナモンの香りが何とも言えなくて~。そして今回の選択は大正解でした。
温めていただいアップルパイを一口ほおばると期待の甘酸っぱさが・・・。甘すぎずに美味。二人とも幸せ気分に包まれました。
こんなに美味しいアップルパイを作ってくれたホテルのパティシエさん、ありがとうございました!
外のテラス席も素敵ですが寒そうなので中で。私たちのほかに一組のお客さんだけの静かなカフェタイムを満喫できました。さすがに週末はもっと混むようですが。
決して超豪華なホテルではないから期待し過ぎはまずいけれど、空気の良さは格別です。空気って大事!
人間は見上げるよりも見下ろすのが好き?
じゃらんではハイクラス扱いの赤倉観光ホテル。でもホテルとしては特別なものは無い?
あるとすれば妙高の大自然。それと赤い屋根のホテルが一体化して醸し出す不思議で穏やかな空気、かな?
また標高1000mに建つというわけで、そこから「見下ろす」というのが良いんです。人間って下から見上げるよりも、上から見下ろすほうが断然気持ちが良いのではないでしょうか?
橋や塔などだと高所恐怖症の方は辛いでしょうが、高いところにどっしり建つホテルならば大丈夫、ですよね。
さいごに
今年もなかなか遠征に出かける状況ではなかったのですが、時にはちょっとした気分転換に出かけたい。そんな気持ちに応えてくれたのが今回訪れた赤倉観光ホテルのカフェ。ちょっとどころか十分に応えてくれました。
たまたま私たちが行った日、時間帯が良かったのかも知れません。運もあります。ゆったりとした優雅な時間は最高!心の空気の入れ替えです。
赤倉観光ホテルには食事と温泉付きの日帰りプランもあるようです。ただあそこで温泉に入ってしまったら帰りたくなくなりそう~。だからやっぱりいつかは泊まりたい。
そうでなければカフェだけで、ベーカリーでパンでも買って潔く帰る(笑)のが私には良いかもしれません。
いずれにしてもあのカフェの空気・・・癖になりそうです。次回は春かな?