日本海側も梅雨が明け、猛暑の日々です。
こんな蒸し暑い中、庭に凛と立っているのがユリ。今年も玄関に飾るほどに咲いてくれました。
切り花にしても花もちが良く、茎がくたっとしないところがユリの良いところです。
そして何よりもボリュームがある花なので数本だけ生けても豪華!
ほとんど手もかからず、近所の方曰く「お利口さんな花」がユリなんです。
暑くてデレっとしている人間たちと違い、ユリは何も言わずに美しい花を咲かせ、香りまで提供してくれます。
まあ香りに関しては好き嫌いが分かれるとは思います。またバラと違ってほぼどの種類も同じ香り、のような気がします、私の鼻には。
人気のカサブランカ。香りが強すぎて苦手なんです。だからカサブランカ系はわが雑草園にはありません。ちょっと抑え気味の香りを放つユリが丁度いいのです。ぷ~んと香りが漂うくらいがたまらない。
うちのユリの写真を友人などに送ると、この秋は自分もユリの球根を植えようかな、とみんな言うのが愉快(笑)。
あの堂々としたユリの花を見ると、自分でも育ててみたくなるのでしょう。大いに植えるべし! 秋の球根選びが楽しみだよね。
わが家は白ユリを中心に、薄ピンクや黄色がはいったものを植えています。飾る場所の背景と色合いを考えると自然にそうなるのです。
茶色がバックの母家の玄関は白ユリ一択です。毎年真っ白なシベリアをたっぷり飾ります。今年もしっかり存在感を出してくれました。
玄関を入ってきた人に褒められると嬉しくなります。
バラに比べてユリはPR下手?かも知れません。アーチにもできないしね。しかし蕾もほぼ確実に開いてくれますし、信頼度が高い高貴な花、そんな気がします。
周りにユリファンが増えていくのが嬉しくて、また秋に球根を買おうと思います。白をまた少し増やしたり~あれこれ考えるのも楽しみです。
ユリはやっぱり偉い花です!