今日は今季初の耕運機作業のはずでした。エンジンもすこぶる快調にかかり、モチベーションもUP。
ところが数メートル進んだ後、耕運機は突然ストップ。再度エンジンをかけてみるも全くダメ。即メカに強い隣人宅へ駆け込むことに・・・。いつものことながらお世話になります💦。
色々分解して掃除もしてもらいましたが、エンジンはかかりません。これまでわが家の機械トラブルのほとんどを直してくれた隣人も、さすがにギブアップ。プロに頼むことを奨励。
クボタのサービスセンターに連絡したら、割と早く見に来てくれました。
プロはやっぱりすごかった!
軽トラックでやって来たクボタの担当者。手入れゼロのわが家のかわいそうな耕運機を、あちこち調べ始めました。
ク「たまにはオイル交換をしてますか?」
私「えっ?全然してませんけど、そんなことするんですか?」
ク「タイヤの空気は?あ~だいぶ疲れてますね。空気入れないとね」
私「タイヤか~。全然気に留めたことがなかったな」
そしてオイル交換開始と同時に、何と真っ黒なガソリンがたくさん出てきたではないですか。オイルタンクからガソリンですよ
いったいどうなっていたのか~。そのスタッフは原因をそれとなく説明してくれましたが・・・忘れました。
ガソリンですから、火気厳禁。その辺に捨てるわけにはいきません。でもクボタさんが持って帰ってくれたので助かりました。タイヤもはずしてセンターに持ち帰り、空気を入れてから持ってきてくれました。
お陰様でエンジンも無事かかるようになりました。プロってやっぱりすごいものですね。
チョークってなんですか?
ところでチョークってご存知ですか。
もちろん教室の黒板に使うあのチョークのことではありません。オートバイや農業機械、発電機などに備わっている機能のことなんです。
英語でchokeです。「窒息死させる」とか「息苦しくさせる」「塞ぐ」などの意味があります。ちなみに教室にあるチョークは「chalk」と書きます。
実は私は今までこのチョーク機能を全く理解していなくて、適当にチョークレバーを動かしてしていたのです。これも機械にとっては迷惑なことでした。ちゃんと理解していれば、耕運機に悪影響を与えずに済んだはずです。
チョークの「開閉の意味も分からずに開閉」とは、全くいい加減なものです。反省。勉強しないと・・・。
チョークとエンジン
チョークはエンジンがかかりにくい時に使用するものです。チョークを開け閉めすることで、エンジンをかけるときの燃料と空気の割合を変えることができます。
チョークを閉めると空気が入ってこないので、燃料の濃度が高くなり、エンジンがかかりやすくなるのです。
ただしチョークを閉めたままにしておくと空気が入りませんから、いわゆる酸欠状態となり、エンジンは停止してしまいます。そのためエンジンが始動したら、チョークを開いて空気を入れるというわけです。
エンジンをかけるときは毎回、チョークレバーは「閉」にするのか「開」にするのかと迷いながらの作業でした。基本的なシステムが理解できれば、正しく動かすことでき、機械にも優しいということになります。
いくら機械音痴とはいえ、今後は自分で使う機械くらいは多少なりとも「理解する」ように心がけたいものです。