本日のホームセンター

今日はホームセンターに行きました。開店の9時を30分ほど過ぎた頃に到着。駐車場に車を止めて店舗の入り口に目をやると、買い物をして出てくる人たちのほとんどが同じものを手にぶら下げているではないですか・・・五個入りのティシュペーパーを二つずつ。

たぶん「おひとり様2個限定」なのでしょう。今騒がれているコロナウィルスの影響でこうなっているのだと思いました。

テレビなどでトイレットペーパーやティッシュペーパーが売り切れだなんだと騒ぐものだから、「自分を守る」ためにみんな必死なんです。

それもティッシュの箱をぶら下げている人はほとんどが高齢者(前期?)。みな「無い」不安が大きいのですね。

もちろんその気持ちはわかります。だた皆がティシュボックスぶらさげて出てくる様子はちょっと不思議な光景でした。

そういえばちょっと前に東京に住む友人が、スーパーに行ったらトイレットペーパーもティッシュペーパーも全然なかったと言っていました。それを聞いて、地方も時間の問題だと思っていたけれど、やはり・・・。

大丈夫だから買い占めるな、なんていっても、テレビなどで「無い」と騒がれると、買いに行かなければと焦るのがひと。

おそらく私も無ければ買ってくるのでしょうが、まだストックがあったので買わずに工具売り場へ・・・。

それにこんな時にいつも思うのですが、いくら買いだめしても「いつかは無くなる」というのが私の心の隅にあります。諦めの気持ちがどこかにあるのです。

何かを求めて必死になるのが苦手なのかもしれません。飢饉になったら一番先に餓死するタイプかも・・・。食べ物を求めて動こうとしないから。

そういえば学生の頃、バスケットボールをした時のことです。ボールを必死に取ろうとしている仲間の姿を、離れたところでボケっと見ていたものです。なんか熱くなれないんですよね。

ところで自分はいったい何を買いにホームセンターに行ったかといいますと、グレーチングです。堅くて重~い買い物でした💦。

実は昨日、うちの父を迎えに来てくれた機能訓練センターの車が、うちの近くの側溝に落ちてしまって・・・。幸いご近所の方たちの協力で、その軽自動車は助かりましたが。

グレーチングの位置がずれていたのにこちらも気づかなくて、気の毒な事をしてしまいました。

夕方、父を家に送り届けてくれたセンターの方が、近所の方に「お詫びと感謝」といって菓子折りを私に託して帰りました。気を使ってね。

託された私は、協力してくれた3軒のご近所さんにお菓子を分けて配ったしだいです。皆さん恐縮しておられましたけどね。

でもああいうときは、駆けつけて来てもらっただけでも心強いんです。野次馬とは違いますからね。感謝です。

そんなわけで、側溝にもう一枚グレーチングが必要だということでホームセンターに向かいました。事前に側溝の幅を測ってから行ったのは正解でした。溝の幅によってグレーチングは二種類あったのです。

皆さんがふんわりとしたティッシュペーパーの箱をぶら下げている中、こちらは土木の資材コーナーでグレーチングを購入。これがまた本当に重くてね。

これが買ってきたグレーチング

ここ数日の腰痛にはキツかった~。でも車が落ちた側溝の隙間が無くなったので良しとします。

本日のホームセンターは、軽いティッシュペーパーに群がる人、そして私のように地味~に重い土木資材に向かう人・・・人の暮らしもいろいろでした。

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