去年の大雪には参りましたが、今年の冬は許容範囲内の降雪でずいぶん楽です(平野部)
何といっても除雪が大嫌い。あ~沖縄に生まれたかった~なんて半分ぐれながらの除雪作業。
そんな冬嫌いの私ですが今年の2月はご機嫌です。
同県出身の平野歩夢選手が北京オリンピックでみごと金メダルを獲得!その凛とした姿が私のぐれた心をすっかり癒してくれました。
2月半ばの今、時々ですが春の陽射しも感じられるようになりました。そして北京ではオリンピックが開催中。
雪嫌いで冬嫌いの人間としては、あんな寒い中でスポーツをするなど考えられません。
オリンピック競技もあまり真剣には見ていません。メダルを取った選手の試合だけを後でちらっと見る、という具合。
ところが以前から気になる選手がいました。男子スノーボード・ハーフパイプの平野歩夢選手です。
彼が中学三年で出場したソチ五輪の時に初めてその存在を知り応援開始。
また銀でも良い(簡単に言うな!)から、今回も表彰台に上ることができればいいのだけれど、などと思ってはいましたが、金メダルはやはり嬉しいですね。
自分が嫌々除雪作業をしている間に、この若者は命がけでトレーニングをしてきたのかと思うと言葉もありません💦。
ちなみに半円筒上の雪上を選手たちが滑ることからハーフパイプと呼ばれるのですね。そのことにやっと気づいたときは、ひとつ利巧になった気分でした。見ればわかる、と言われそうですが、全く気づかずに見ていましたから。
冬になると、沖縄に逃げたい~などと愚痴っていた私のような人間。それが同じ雪国から歩夢君のような素晴らしい選手が生まれたことが嬉しくて、新潟県に生まれて良かった~、などと初めて思いました。勝手なものです。
もし歩夢君が沖縄にでも生まれていたら・・・それはそれで夏のオリンピックで活躍したかもしれません。それから弟の海祝君にもびっくりです。
人間てあんなに高く宇に舞い上がることができるんですね・・・。兄弟そろってまだまだ目が離せません。二人とももっともっと高く舞い上がれ!
それからもうひとり忘れてはならないのが、これまた同県出身の冨田せな選手。女子ハーフパイプで銅メダル獲得!
女子は男子に比べておとなしめの滑りですが、それでもやはりすごい。空中で何回転もするのだから。ボードも履いたことがない者からすれば神業です。
雪国生まれの選手たちが、雪の中で活躍するというのは素直に嬉しいものです。
冬の雪国で文句たらたらの人間に、「雪国新潟に生まれでよかった」と一時でも思わせてくれた平野歩夢選手はじめ、平野海祝選手や冨田せな選手に感謝申し上げます。これからも益々のご活躍を!