今日の上越地方はすごい風!この時期にはよくあることですが。
こんな日に車のドアなんて開けようものなら大変。駐車場で隣に車がいたら、その車のドアに当たってしまう可能性大。十分注意が必要です。
雪の降らない太平洋側では必要のない労働や費用がかかるのが雪国の宿命。
かといってみんなが太平洋側に住んだら、今以上に過密都市化に拍車がかかってしまう。空を見上げて嘆いていても仕方がないので、腹をくくってせっせと冬の準備といきますか~。
雪国の冬の準備とは
雪のないところの方には関係ないとは思いますが、雪が降るという環境にいる人間にとっては、冬は「雪との戦い」です。いくら「雪を楽しもう」などときれいな言葉で言われても、それはあくまでもスキーやスノーボードを楽しむ場合に限ります。
普通の生活をしていると、まずは大雪への対応に追われます。だから雪国の人たちは晩秋になると「雪が降る前に」と、いろいろ仕事を済ませるのです。雪が降るといろんなことがやりにくくなるのです。はっきりいって雪は邪魔!
では具体的に何をするかといいますと次のようなことです。まだあるかも知れませんが、自分の場合を例に挙げてみますね。
①庭の冬囲い
②除雪機の点検
③灯油やがガソリンなど燃料補給
④車のタイヤ交換
⑤畑の大根取りなど
⑥長靴の準備。
なるべく手抜きをしたい
雪国の人たちは文句も言わず、黙々と冬支度の作業をします。文句言っても仕方がないんだけれど、私はいつもぶつぶつ文句言ってます💦。
そんな文句たれの私が考えるのは「手抜き」。
ろくなことを考えません、はは。
上記の②~④は必須。やらねば移動できません。①の除雪機はない家もありますが、うちのようにちょっと奥まったところにある家は必要なんです。そうしないと出入りできなくなるから。
①なんですが、これが今回のお試で、手抜き事項のターゲットとなりました(笑)。だってめんどうだから。といっても自分でやってたわけではないのですが、春に囲いを外すのは私の仕事だから。やりたくない~。
「そもそも山の木なんて冬囲いしてもらえないよね、だけどまた翌年には生きてるではないの。雪で枝が折れたりはするだろうけれど、全滅したなんて聞いたことがないし。庭の木は過保護にされ過ぎじゃないのか?」なんて屁理屈いって、今年の冬囲い作業はかなり省略してもらいました。
来春どうなるかは興味津々です。手抜きの報いがくるのだろうか~、それとも?
⑤の畑の大根ですが、今年は芽が虫に食われて殆ど消え、残ったのは5~6本。大作業などありません。大根は豊作の家からいただきました!取り立ての大根は煮るとすごく柔らかくておいしいですね。
⑥の長靴は、新しいのを買いました。何年も履いた除雪用のゴム長がとうとうダメになったからです。ゴム長なしでは冬の作業はできません。
とりあえず準備ほぼOK
昨日、重い腰を上げて除雪機の点検をしました。
燃料タンクにガソリンを入れる→外しておいたバッテリーを繋ぐ→エンジン始動。しばらくそのまま放置。
エンジンがスムーズにかかってほっとしました。②は終了
午後はホンダでタイヤ交換を済ませてきました。以前は自分で交換していましたが、一度やってもらったらもう元には戻れなくて。楽するとダメだね~。④終了。
来週はガソリンスタンドでガソリンを買ってくる予定。除雪機用ね。
とまあ、冬の準備はだいたい整ったと思います。
でもね、雪はほどほどに降るのが美しいというもの。
どうか大雪になりませんように!