今年のわが家はトマトだけは豊作です。いい加減な素人菜園ですから育った作物もいい加減。トマトもルックスはいまひとつ・・・。でも毎朝たくさん取れます。
しかしトマト大好きとはいえ、次々と取れるトマトに消費が追いつきません。もちろん隣近所や知人におすそ分けはします。それでも余ります。特に形の悪いものが最後まで残る運命に~。
そんな時はまとめてトマトソースを作ります。今年もすごくシンプルに仕上げて完成させました。何の味付けもしていませんから、すぐに食べない場合は必ず冷凍保存します。
もう何年も前ですが、ある農業雑誌で見たトマト農家さんのトマトソースレシピを参考にしています。
それにはどこを見ても、調味料や玉ねぎ、ハーブなど何もなく、材料はトマトのみ。真っ赤なトマトを煮詰めるだけなんです。その簡単さが気に入って今に至ります。
味付けがしてあれば、料理をするときにソースをそのまま加えるだけなので簡単ですよね。でも味無しトマトソースは、調理のときに味付けが必要です。しかし言い換えれば「味付けの自由が保障されている」ということになります(屁理屈?)。
だから何~にも入れないってわけです。簡単というのが一番の理由ではありますが・・・。
一応味付け無し自家製トマトソースの作り方を以下にご紹介しておきます。
①トマトの皮を湯むきする。
②トマトを細かく切る。
③フライパンや鍋で煮詰める。
どのくらいで火を止めるかはお好みで。ただ最低でもトマトの量が半分くらいになるまでは煮詰めた方が良いでしょう。その方がソースらしくなるから。
④フリーザーバッグに入れて冷凍保存
煮詰め始めはまだ水っぽいです。かき混ぜながら、まずは30分くらい頑張って!他の料理と同時進行なら苦にならないかも。
けっこう煮詰まった状態です。
この後は冷凍庫へ直行!
トマトソースがあるとパスタやピザはもちろん、カレーやスープに利用できて便利です。自家製トマトソースの良さは、パスタに絡めた時に実感します。迫ってくるトマトの香りが何とも言えなくて、トマト好きにはたまりません。
今回はちょうど今のわが家のように、トマトが食べきれないほど手に入ったときのトマトの利用法のお話でした。トマトソースにしてしまえば、たくさんあるトマトも、無駄なくすっき消化できます。
なおうちのトマトはちょっと酸味があります。最近は桃太郎トマトの苗が多く出回っています。しかし私はちょっと抵抗して、大玉で酸味がある懐かしいトマトの苗も何本か買うことにしています。トマトソースにしてパスタにあえたときの酸味がまた良いんです。
トマトがいっぱいで、限りなくイタリアン?な夏の日々です🍅。