秋の香り~金木犀に銀木犀

今朝、母屋から仕事場に移るときにぷ~んとほのかな香りを感じました。金木犀(金モクセイ)です。

今年はまだ金木犀の香りを嗅いでいないな、などと友人と先日話したばかり。ようやく秋の香りが漂ってきました。

金木犀と銀木犀

わが家には金木犀の木はありませんが、隣のお寺には金木犀、そして銀木犀の木もあります。今朝の香りはお寺の金木製の匂いだったようです。

金木犀の香りは遠くからでもわかるほどインパクトがありますが、銀木犀の香りはどうなんだろう?お寺の銀木犀の存在もちょっと前に知ったばかり。

上品な香りだ、とこれまた上品なお寺の奥様がおっしゃっていました。

金木犀よりも遅れて咲く銀木犀。この秋はしっかりと観賞したいと思います。

下の写真は隣のお寺の金木犀と銀木犀の木です。金木犀のほうはけっこう刈られていましたが、銀木犀の逞しいこと!花はまだ堅い蕾でした。

金木犀
逞しい銀木犀

その違いは?

多くの人が知る金木犀に比べて、その存在があまり知られていないのでは?と思える地味~な銀木犀。その違いはなんでしょうか。

花色は金木犀がオレンジ色、銀木犀は黄色っぽい白や淡い黄色です。また葉は銀木犀のほうが大きめで厚みがあります。

左が金木犀、右が銀木犀

金木犀といえば少し離れたところまで届く強い香りで知られています。その一方で控えめな香りを放つ銀木犀。金メダルと銀メダルの違い?

ちなみに金木犀の花ことばが「謙虚」「陶酔」「気高い」「真実」などで、銀木犀は「初恋」「高潔」「唯一の恋」「貴方の気を引く」などがあります。

金木犀の「陶酔」というのはわかる気がしますね。あの甘い香りがどこから運ばれてくるのか、木を探す楽しみもあったり~。

まとめ

秋の香りの代表格が金木犀。ラベンダーと同様にその強くて良い香りは人気が高く、人工的ですが芳香剤としても暮らしの中に取り入れられています。

ジンチョウゲ・クチナシとともに「三香木」といわれるのもわかります。

インパクトの強い金木犀。香りも花色も控えめな銀木犀。

どちらも私たちの心をリラックスさせてくれる素敵な香りを放つ木です。

 

「秋の香り~金木犀に銀木犀」への2件のフィードバック

  1. 薔薇も香りがあるのが好きです。
    セージ系の、花と香りも好きです。
    タイムも、可愛い花を咲かせます。
    草取りをしていると、オーデコロンミントの香りで癒やされていましたが、夫がドクダミに除草剤まいたら、悲しいことになりました…

    1. 香りいいですよね。オーデコロンミント、確かに草取りしていると癒しになりますね。
      ドクダミと一緒にあの世へ?大事な植物は要注意です。印付けておくとか、事前に警告をするとかね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です