花束

花屋さんへ行きました。花束を作ってもらうためです。

花束はめったに買わないけれど、今回はどうしても持って行きたいところがあり、作ってもらうことに。

応対してくれたのはベテラン風の女性。花やラッピングの色までいろいろと話し合いながら作ってもらいました。

さすがプロです。素敵な花束ができました（写真撮りそびれ💦）。

今はオンラインで花を贈ることができて便利ですね。でも実際に自分の目で色などを確かめながらアレンジしてもらえるのはやはり良いものです。

以前誕生日のお祝いに花が届いたことがありましたが、「えっ？」という色の組み合わせだったのを覚えています。自分の好みではなかっただけなんですけどね。

送り主の友人にお礼の電話をしたら、彼女は「おまかせ」でオーダーしたようです。ネットで花を贈るのはなかなか難しいものだと思いました。

花屋さんに入り、3000円から5000円の間でお悔やみ用の花束を作ってほしいと伝えたところ、「それは無理です！」ときっぱり言った女性の店員さん。予算の幅があり過ぎなんだとか。確かに3000円と5000円ではかなり違います。大雑把すぎでしたね💦。

けっきょく間を取って4000円の花束にしてもらうことに。税込み、ラッピング込みでこの値段だから分かりやすい。菊は入れないことにして、どちらかというと洋風になりました。

今回はお悔やみ用の花束だったため、色使いにはちょっと気を使いました。

白い花だけでは寂しすぎるので、薄いピンクをベースに作ってもらうことにしました。ご遺族の気持ちが少しでも癒されるような優しい色合いになればということで。

ピンクのオリエンタルリリーを一本と、私の好きな黄色いオンシジュームを一本入れてもらいました。それにデルフィニュームも。あとは店員さんがてきぱきと選んでまとめてくれました。

ラッピングの段階になり、その店員さんはショッキングピンクのペーパーを選んできました。

ちょっと濃すぎるような気がしたので変えてもらおうと思っていたら、彼女自身も同じことを思ったようです。いっそうのことグリーンではどうか、となりました。

深いグリーンのラッピングが落ち着いた雰囲気を醸し出し、なかなか良い感じになりました。お客は満足（笑）。

華やかなお祝い用と違って、お悔やみ用の花束はやはり色などのアドバイスがありがたいものです。プロの手際の良さを見せていただきました。

ラッピングをしてもらっている間、店内を見て回っていたら「ソープフラワー」のアレンジがたくさん並んでいました。その名の通り石鹸でできた花。ひょっとして石鹸が切れたときに代わりに使うことができるのだろうか？

ところがレジにいた男性の店員さんに聞いたところ、石鹸の代わりに使うことはできないそうです。あくまでも観賞用なのですね。よくできた花です。

でもやっぱり本物の花が良いな～。

コロナ禍で行事も減り花の需要が激減したこともあり、花屋さんが店を閉めるケースが多いと聞きました。

町から花屋さんが消えていくのは、とても残念なことです。

花屋さん頑張って！　いつか自分のために花束を買いに行きたいと思います。